世紀の大発見!絶滅したはずのオオスナモグリか 高知&静岡 [生物]
ニホンスナモグリとは?
ニホンスナモグリというのが一般的には海辺に生息してるみたいですね。大きいものは7~8cmぐらいでお店で買えば1匹が20~50円もするような高級な釣りえさなのだそうです。
ぼけ、とも呼ばれていて、チヌ(くろだい)だったりひらめだったり大物を狙うときに使うそうで、小さいしゃこのような見た目ですが柔らかいそうです。
食べられる?
おいしそうな見た目なので実験的に茹でたり揚げたりして食べた人がいましたが泥臭くてまずいようですね。食用には向かないと書いてありました。
オオスナモグリとは?
オオスナモグリとみられる生物の標本(提供・千葉県立中央博物館)
今回発見された4匹の個体は10cmぐらいの大きさで、二ホンスナモグリよりも一回り大きくて、ハサミの形の特徴などがオオスナモグリの化石と一致しているそうです。
DNAの配列も二ホンスナモグリなどとは異なっていることが確認されたことから、オオスナモグリの可能性が高いと判断しているようですね。
それにしてもよく見つけましたね。静岡の方では、在野の研究者が発見しているということにも驚かされます。
今までは、50万年から8万年前の地層から化石として出土していて、おととしに500年から400年ほど前のハサミの殻が見つかったために現在もいるのではという雰囲気にはなっていたようです。
化石でしか存在せずに化石の話しかできなかった生物が目の前に現れたらそれは興奮したでしょうね。ロマンのある話です。これからさらに詳しく調べるそうですからオオスナモグリか新種かという話になるのでしょうね。