クリケットU-19日本代表、初のW杯出場へ [スポーツ]
クリケットU-19日本代表が快挙達成
W杯は来年1~2月に南アフリカで開かれ、年代別、フル代表、男女を通じてはじめての出場を決めたそうです。ものすごい快挙なんですが、情報が少なすぎてよくわかりませんね。
日本でも少し前に、日本企業がスポンサーになって製作したクリケットアニメ、インド版の巨人の星こと「スーラジ・ザ・ライジング・スター」も話題になりましたが、この静けさは少し気になりますね。
試合結果
まず、栃木県で予選がありました。サモア、フィジー、パプアニューギニア、バヌアツの5カ国が総当りの試合をおこなったそうです。
スコアを調べてみましたが、
日本 252/9 - 78 サモア
日本 92/6 - 91 フィジー
日本 198 - 128 バヌアツ
下野新聞によると、最終戦は、パプアニューギニアが棄権したので4勝0敗で優勝が決まったそうです。
日本クリケット協会のHPに、全体写真があったので見てみると、サッカーの育成年代みたいに国際色が豊かでいいですね。
クリケットとは?
クリケットは、英連邦を中心に世界的に人気のある球技で、その競技人口は、サッカーにつぐものだそうです。スーパースターは、30億円近い収入を手にしています。
クリケットを知るために、協会のHPでルールを確認し、国際大会の映像をみながら勉強をしてみましたが、むずかしいですね。言葉で説明するのも至難の業です。
クリケットのおおまかなイメージ
クリケットについて、理解できている範囲でぼんやりとイメージがつかめるように説明をしていきます。まず、バットにボールを使うので野球に近そうですがそこまで似ていませんね。
得点数を見たらわかるように基本的にアウトにならないスポーツですね。異常に得点が多いです。延々と攻撃する感じです。うまいことアウトにならなければ1人が40打席近く打って1人で100得点以上することもあるそうです。
なので、アウトを1つとる度に守備側がお祭りさわぎをしていました。サッカーで得点をしたときと同じレベルの喜び方です。
クリケットは、試合時間が長いです。1イニングの表に200点とって1インニングの裏に150点とって試合終了。こんな感じで数時間かかっています。
一球ごとの投球間隔も長いですね。たぶん20mぐらい助走をつけてワンバウンドのボールを投げているのではないでしょうか。投げ終わったらゆっくり歩いてなげはじめの位置に戻ります。
クリケットのおおまかなルール
参考画像 出典:wikipedia
まず、フィールドの形が円です。円の中心に長方形のスペースがあって、野球でいうとホームベースと2塁ベースを縦長の長方形で囲むかたちです。そしてベースの変わりに3本の棒が立っています。
守備側は11人です。ピッチャーがいます。棒の後ろにキャッチャーがいます。残りの9人が360度全方位に散らばります。
攻撃側は、二人一組のコンビで打つ人と走る人です。ホームベース側と2塁側に立って、打つ人はホーム側の棒の前に立ちます。走る人は2塁のがわに。
そして基本的には、打ったら両者が同時に走る。ホームから2塁方向に、2塁からホーム方向に。場所が入れ替わりますよね。棒の前には線があるので、この線にコンビが到達すると1点。そのまま往復してコンビでもとの場所に戻ってこれたら2点。場合によれば何往復もするわけです。
打球は、全方向どこに飛んでもよいそうです。エンタイトルツーベースに相当するものが4点。ホームランに相当するものが6点。あと投手が暴投すると相手に1点。得点はこれらの組み合わせです。
アウトになるケース
基本的には、アウトになるケースはフライ。これは野球と一緒ですね。あとは、ピッチャーが投げたボールが打者の後ろの棒に当たるとアウト。だから打者は後ろの棒を守る必要もあります。内野ゴロで一塁に投げるのに相当するのが、走ってる人が棒の前の線に到達するよりも先に棒にボールを当てることです。
ところが攻撃側は、ゴロ系のアウトになりそうだったら最初から走らなくてもいいそうで、アウトを事前に回避することができます。
攻撃側が10アウトになるか、もしくは守備側の投手陣が試合ごとに決められている球数(20オーバーなら1オーバー6球なので120球)を投げ終わったら攻撃と守備が入れ替わります。1イニングの表裏で得点が多いほうの勝ち。これが基本的なことになりますね。
さらに知っておきたいこと
これにピッチャーの1オーバー(6球)ごとの投手交代、二人一組でやっている打者と走者の入れ替わり、打者がアウトになったときの選手の入れ替わり、ほかにアウトになるケースなどをもっと掘り下げて理解すると、ようやく何とか試合観戦できるぐらいにはなれるような気がします。
一度、日本語の解説付きでじっくり初心者向けのテレビ放送をしてもらいたいですね。