横須賀の猿島へ5分で運ぶ 楽天ドローンの実力は？

 猿島とは

神奈川県の三浦半島からフェリーで約10分ほどで到着します。周囲約1.6km、5.5ヘクタール。東京ドーム1.2個分の小さい島です。島の大半が、猿島公園になっているそうです。

観光地としての猿島

猿島は、東京湾にある最大の自然島で無人島ですが、年間約20万人が訪れる観光地として知られ、猿島巡り、夏は海水浴やバーベキューを楽しむ人が多いということです。コスプレの撮影場所としても人気が高いようですね。

明治時代以降、旧陸海軍が築いた要塞として使われた歴史があり、現在も当時の砲台あとなどが残っているようです。こうした遺産は歴史的なものとして評価され日本遺産にも認定されていますね。

猿島と特撮・アニメ

猿島は、いろいろなことでよく話題になりますが、仮面ライダーの悪の組織ショッカーの基地の撮影場所なのだそうです。ゲルショッカーの結成式が行われた白い展望台もあるそうですね。仮面ライダーファンにとっての聖地になっているようです。 最近だと、レンガ造りでコケにおおわれたかつての要塞のすがたが、天空の城ラピュタの世界観ににているということで、ジブリファンを喜ばせました。

ドローンでどうやって配送する？運ぶものは？

出典：Rakuten Drone　youtube
今回のプロジェクトでは、西友リヴィンよこすか店から1.5ｋｍ離れた猿島へと、ドローンが5分で物資を運ぶそうです。島に設置してあるドローンの着陸ポートまで運ぶのだそうです。

運ぶものは生鮮食品、飲料水、日用品、救急用品など約400点あるので便利になりますね。 猿島は、バーベキューをして楽しめるということですけれど、猿島でのバーベキューの利用は、火気類はすべて現地のレンタル品の使用が義務付けられていますね。

食材だけが事前予約をするか持込をするかの選択になります。これだと猿島への運送方法は定期船なのであまり融通はききませんね。だからこの部分をドローンを使ってより便利にするということでしょうね。 専用の楽天ドローンアプリで注文して配送料は500円で楽天ペイで支払いができるようですね。

ドローンのメーカーは？

楽天のプレスリリースによると、日本国内で構築する無人配送ソリューションに、京東商城（JD.com）を運営する京東集団のドローンと地上配送ロボット（UGV）を導入することに合意していますね。 ドローンは京東の自社製で側面にＲＡＫＵＴＥＮと京東物流のロゴが入っています。

ドローンのサイズ・性能は？

ドローンのサイズが、 幅160 cm×高さ 60 cmです。性能は、最大積載量5キロ、最長飛行距離16キロ、最大飛行時間は40分で、本格的な物流ニーズに対応できるそうです。

今までの取り組み

楽天は、いままでにドローン配送の実証実験を繰り返してきました。2016年には、千葉県御宿町のゴルフ場キャメルゴルフリゾートで日本初のドローン配送サービスを1ヵ月ほど一般に提供しました。 2017年には、福島県南相馬市で、ローソンとドローン配送サービスを6ヵ月ほど共同実施しました。

楽天は、こうした分野に非常に積極的に取り組んでいるようですね。離島だとか過疎地で実用化が進んで、生活の不便をしいられている場所の足りていない部分が補えていけるといいですね。

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