SSブログ
両性具有の金メダリスト セメン..

両性具有の金メダリスト セメンヤの性別問題続く [スポーツ]

 セメンヤの状態は?


これは、難しい問題ですね。セメンヤは、男性と女性の両方の部分を備えた両性具有だというふうにいわれていますね。国際陸連(IAAF)は、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して、セメンヤは生物学的に男性との見解を示していたようです。
semenya.jpg
出典:AFP
セメンヤ自身は、先天的にアンドロゲン過剰症をかかえていて、テストステロン分泌が普通の女性(あえてこう表現します。セメンヤはジェンダー的には女性ということなので)よりも多いということですね。

男性ホルモンの一種なので体つきはがっちりしていて筋骨隆々です。話す声も低いですね。 陸上女子800m走歴代最速タイムを見ると、セメンヤよりも速い選手が数人いますね。でもこれは、旧東側諸国のドーピングの力だと今もささやかれているようです。

そうかんがえると、現在のセメンヤの記録は突出したタイムだといえるのでしょうかね。

女子選手の不平不満が噴出


こうしたことが、普通の女子選手の間で不公平ではないかという議論をずっと巻き起こしているようです。 たしかに、オリンピックは4年に一度、一生に一度でられるかどうかの大会ですよね。みんなが、この大会を小さいころからの夢だったり目標にしているわけです。何か対策をしてくれという気持ちはわからなくはないですね。

国際陸連(IAAF)の対策とは


対策というのは、国際陸連(IAAF)が発表した、男性ホルモンのテストステロンが基準値を上回った女子選手は400メートル~1マイル(約1600メートル)の種目への国際大会出場を制限し、投薬などで値を下げれば出場できるとする新規定などをさすのでしょう。

これにセメンヤは納得できないということで裁判になっているようですね。 生殖器がついているかどうかを調べるのか、染色体を調べて、XX染色体、XY染色体でみわけるのか、ホルモンの分泌量を調べるのか、そもそもが難しい問題ですよね。遺伝子異常だとかそういうケースもあるようですしね。

新たにトランスジェンダーの問題が表面化


女子スポーツは、トランスジェンダーの問題も表面化してきていますね。女子テニスの伝説的な選手ナブラチロワも「出生時の性別が女性である選手とトランスジェンダーの選手を競わせるのはインチキで不公平だ」と表明して物議をかもしました。 パワーリフティングやハンドボール、高校女子陸上100m200m、いろいろと問題が表面化してきているようです。背が高い、足が速い、パワーがある、目立った活躍を見せる選手が徐々に出てきました。

オリンピックの規定


FINDERS によると、オリンピックにおいては、2016年に規定が改訂され、女性から移行した男性トランスジェンダー選手はほぼ無条件で出場できるものの、男性から移行した女性トランスジェンダー選手は、テストステロンの値が、12カ月間にわたり基準を下回ることを証明するなど、いくつかの条件をクリアしないといけないようですね。

問題の解決策は?


フルオープンで男女混合にすると、ほとんど男子ばかりになるでしょうし、困りましたね。昨今のLGBTとよばれるような政治運動によって議論そのものをふうじる傾向も強いので、なかなか妙案がないかもしれませんね。

差別はよくないから、女子スポーツ選手はごちゃごちゃ不平を言わずに黙って参加しなさい、というところに収束していくのかもしれません。

nice!(3) 
共通テーマ:ニュース

nice! 3

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

©2019 ほぼほぼ日刊ブログ    ページトップ