6月22日から二十四節気の夏至(げし)です [季節]
夏至とは?
夏至は、一年でもっとも日が長く、夜が短くなるころですね。冬至と比べると、昼の長さが約5時間も長くなるそうです。夏の盛りに向けて、日に日に暑さが増していくということになりますね。
1年で北極が1番太陽に近づく日だそうですよ。北半球が夏至なら南半球は冬至にあたるそうです。北極圏の地域は、ちょうどこのごろ白夜になるそうです。
旅行などに行かれている方のブログを見ていると、とても楽しそうですね。よい時期といえるのかもしれません。世界的に見るとこの時期には、夏至祭といって各地でいろんなイベントがおこなわれているようですね。
七十二候は
七十二候はちょうどこの時期を3つに分けていますね。
初候が、乃東枯(なつかれくさ、かえる)冬に芽を出した夏枯草が枯れていくころ。
次候が、菖蒲華(あやめ、はなさく)梅雨の到来を告げるアヤメが咲くころ
末候が、半夏生(はんげ、しょうず)半夏(からすびしゃく)がはえると田植えを終えるのが目安。
半夏生とは
半夏生は、夏至から数えて11日目にあたり、田植えを済ませた農家が休息をとる日とされているそうです。関西地方では、稲がタコの足のように八方に力強く根付きますように、という願いをこめてたこを食べる、こうした風習もあるようです。調べてみると、餅、うどん、サバ、地域によって結構いろいろあるようですね。
夏越の祓(なごしのはらえ)とは
とらやHPによると、6月30日は、夏越の祓(なごしのはらえ)または、水無月祓(みなづきばらえ)とよばれる神事が各地の神社で行なわれる日なのだそうです。
けがれを祓い清め、無病息災を祈願しながら大きな茅の輪(ちのわ)をくぐります。また、身に付いたけがれを移した人形(ひとがた)を水に流したりするそうです。
水無月(和菓子)の小豆の赤い色が邪気を祓うとされ、京都を中心に、夏越の祓(なごしのはらえ)にあわせて食べる習慣があるそうです。
世界中でこの時期を特別に考えているのが非常に興味深いですね。