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俳句を詠んだ人工知能AI一茶くんとは?愛媛松山、恋の選句王大会 [研究]

先日29日に、愛媛県の松山市で、人工知能が恋をお題にして詠んだ9000の俳句を審査する恋の選句王大会が開かれたそうです。
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出典:NHK NEWS WEB
人工知能は、北海道大学などの研究グループが開発し「AI一茶くん」と名付けられました。

1秒間で10句読むそうですから1分間で600句。15分程度で完成させたということでしょうね。

大会ではまず、AIが詠んだ、恋に関する9000の句の中から、俳人1人につき300句ずつを審査し、すぐれた1句を厳選します。このあと、選ばれた26句の中から、参加した俳人と愛好家らが出来栄えがよいと思う句を選んで投票し、より多い得票を集めた5つの句が最終審査に残りました。   NHK NEWS WEB

最終審査に残ったのは5つの句だそうです。

・羽子板や嘘うつくしき人とをり
・てのひらを隠して二人日向ぼこ
・寒椿二人静に嘘があり
・蛇みせて泣くは乙女の姿かな
・初恋の焚火の跡を通りけり
・唇のぬくもりそめし桜かな

一茶君が読んだのは、この中の五句です。筆者が、一茶君に感化されて一句詠みましたので六句に再構成してあります。

最優秀に選ばれたのは、「初恋の焚火の跡を通りけり」ということですね。

どれも甲乙つけがたいですが、個人的な最優秀は蛇見せての句ですね。大好きな女の子を驚かせて大喜びし、その姿からかわいらしさを感じとり、そして嫌われてしまうという純粋さ残酷さ単純さ小さい人間のみが持つ無垢を非常に素直にストレートに詠んでいて光景がパッと目に浮かびました。

大変すばらしい一句になっていますね。日本のAIもついにここまできたか、そんな風に思いましたね。

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