米ナイキ、星条旗デザインのエアマックス1 抗議受け販売中止へ [スポーツ]
ナイキが、7月4日のアメリカ独立記念日にあわせて、かかと部分に独立戦争時代の星条旗をあしらったデザインの「エアマックス1」の販売を計画していました。しかし、元サンフランシスコ49ersのQB、コリン・キャパニックが懸念を表明していたことなどが影響して販売中止を決定したとのことです。
出典:Bloomberg
キャパニックは、NFLの国歌斉唱不起立問題で話題になった人物としても有名ですね。黒人人種差別に抗議し、片膝をついたまま起立しなかったことでトランプ大統領なども巻き込んで大きな論争を巻きこしました。
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キャパニックは、NFLの国歌斉唱不起立問題で話題になった人物としても有名ですね。黒人人種差別に抗議し、片膝をついたまま起立しなかったことでトランプ大統領なども巻き込んで大きな論争を巻きこしました。
コリン・キャパニック(右)出典:AFP
今回問題になっている独立戦争時代の星条旗はベッツィー・ロス フラッグというらしく最初に星条旗をこしらえた女性の名前がついているそうです。
アメリカの人種差別的な人たちのシンボルとして一部利用されていることや、過去の奴隷制度を思い起こさせるということであまりいいイメージがないようですね。
こうした問題は非常に難しいですね。ただこうした事情があるということは知っておかないといけないのかもしれません。
古着のTシャツのデザインを気に入って、一点ものだからと購入して喜んできていたら、胸のロゴがアメリカの南軍旗だったという話も聞いたことがあります。
これも、歩く場所によっては危ないのかもしれません。事前に知っていれば部屋着にしたり、アメリカを旅行する際にはもっていかないなど工夫ができますからね。
これも、歩く場所によっては危ないのかもしれません。事前に知っていれば部屋着にしたり、アメリカを旅行する際にはもっていかないなど工夫ができますからね。
日本の場合は、大漁旗に使われているような普遍的な太陽を模したデザインが、なぜか狙いうちにされていますけど、こういうものはしっかり対外的に広報をしてもらいたいですね。
古今東西で使われている意匠ですから、世界中の人たちが今までどおりに気軽に扱えるようにしてもらいたいとおもいますね。