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テスラの公用車を高額リース、千葉県市川市民は大激怒 [環境]

テスラの公用車に批判殺到


千葉県の市川市で、市長や副市長の公用車をめぐって大きな批判が巻き起こっているようです。アメリカのテスラの電気自動車(EV)をリースすることにしたのですが、どうもその見た目とリース費用が批判の的になっているようです。

テスラというの、は天才イーロンマスクがCEOをやってる大手の電気自動車メーカーですね。

副市長用の「モデルX」は、6人乗りのタイプでファルコンウィング(ガルウイング)でかっこいいですね。1回の充電で500km走ります。3秒間で時速100kmに到達するなど性能面もすばらしいですね。
electricvehicle.jpg
注)同じタイプのものか確認できていません。
車の価格が1000万円をこえているそうで、リース代が月々13万2千円、8年契約で1390万円だそうです。

従来は、国産のハイブリッド車「クラウン」「エスティマ」を採用していて、車の価格が514万円、リース代が月々6万4千円なので、倍ぐらいになっていますね。市長の車は、同じテスラの5人乗りセダンタイプの「モデルS」を来月入札予定だそうです。

エコカーを導入している自治体はほかにもあって、ある自治体では、2013年から今年まででリース代が月々5万4千円。6年間で396万円の費用がかかっているそうです。

今回の問題ですけど、6月に市議会で導入見直しを求める決議が提出されました。そして、審議がおこなわれて見直すべきが21票 見直すべきではないが20票で僅差で導入反対が上回ったようですね。法的拘束力がないそうなので、市長は議会の判断を重く受けとめるとしていました。

市民からは、多くの意見が寄せられたようで市民の声は9割が否定的なものだそうです。税金の無駄遣いという声が多いようですね。

こうした批判を受けて、元民主党衆議院議員の村越祐民(むらこし ひろたみ)市長にマイクが向けられました。電気自動車あるいは自動運転とエネルギーの地産地消のあたらしい方向性を私どもが先進的に示していくと話し、導入の理由は、環境保護の取り組みをわかりやすく市民にPRするためとのことでした。

市川市の自然再生エネルギーへの取り組み


この市川市というのは実際に、自然再生エネルギーの問題に積極的に取り組んでいるようです。小学校や中学校に太陽光発電や風力発電を設置したり、環境・エネルギー教育を実践している事例として文部科学省のHPで紹介されるなど、先進的な取り組みが評価されています。

また、市民エコカッレッジなどの生涯学習も含めて市民が一貫して取り組んでいるようですね。また、市川市にある千葉商科大学では、日本の大学の中でこうした自然エネルギーの取り組みで先頭を走っている大学のひとつのようです。

大学がメガソーラーの施設を持っていて大学の消費エネルギーのうち自然エネルギーで84.1%をまかなっているとのことですね。

市として二酸化炭素の削減目標を立てていますから、市が率先して取り組んで、そのひとつの取り組みとしてエコカーを導入すること自体は悪いことではないのでしょうね。

最後に


ただ外野はともかく市民の批判が多いですからね。いかんともしがたいですね。ここまで、テスラの車に宣伝効果があるのならば、もっとうまい方法があったのかもしれません。もったいないことをしました。

続報、市長がテスラ公用車見直す考えを伝える


共同通信によると、9/2に一部会派を除く与野党が市長に契約解除を求める申し入れ書を提出したそうです。それを受けて、村越市長が導入済みの1台のリース契約について見直す考えを一部の市議に伝えたということです。

また改めて発表があるでしょうね。悪いイメージばかりが先行して、つくづくもったいないことをしました。

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