ジャニーズのジャニー喜多川社長（87）が死去。世代交代へ

ジャニーズを作り上げた人物

ジャニーズ事務所の社屋　出典：スポニチアネックス
男性アイドルブームを作り出し、定着させたジャニーズのジャニー喜多川社長がなくなりましたね。昭和平成と数々の人気アイドルを育成してデビューさせ、数々のヒット曲をプロデュースしました。露出が少なくジャニーさんという呼び名がよく知られていましたね。

この人物は、光と影どちらにフォーカスするかで評価が大きく分かれるようですが、相馬眼といって、たとえば競馬のセレクトセールで仔馬を見て、将来走るかどうかを見抜く、それと同じことができたようです。

膨大な数の履歴書に目を通して、オーディションに立ちあって、自分の目で吟味して選んだのが、テレビにでている個性的な人たちなので傑出した能力といえるでしょうね。ジャニーズ事務所のタレントは魅力的な人が多いです。

数々の記録

数字で見ると改めてそのすごさがわかります。オリコンによると、1974年の郷ひろみ「よろしく哀愁」以降、47組のシングル439作品が週間チャート１位になったそうです。そのうち１２作がミリオンセラーに輝きました。

ＳＭＡＰの「世界に一つだけの花」（2003年）は約313万枚を売り上げているそうです。１位となった439作品の総売上枚数は1億4821万枚にも及ぶそうです。

BBCによるとギネス世界記録には、「最も多くのチャート1位のシングル」「最も多くのチャート1位を獲得したアーティスト」「最も多くのコンサート」をそれぞれプロデュースした人物として掲載されているそうです。

新体制について

後任の新社長には姪の藤島ジュリー景子副社長が就任する見通しだそうですね。滝沢秀明（タッキー）が芸能活動から引退し、裏方に転身しました。

年明けから、新関連会社「ジャニーズアイランド」の社長として、ジャニーズＪｒ．のプロデュースや新人発掘に従事しているそうで世代交代の新体制でこれから会社を盛り上げていくようです。

これからどうなっていくでしょうね。稼ぎ頭の嵐は来年で活動を休止するとのことですし、King & Prince（キンプリ）あたりにがんばってもらわないといけないですね。

今の映画やドラマはCMに出ているかどうかで配役が決まっていくようですから、脚本から配役を決めるということにはなっていないようです。

本当はジャニーズの人たちが、主役ではなく脇役としてもっと出演していてもいいはずですね。芸能界の影響力のバランスが変わって、こういう部分が改善されていくとうれしいのですが、影響力が下がったとしてもきっとほかの事務所が台頭して入れ替わるだけでしょうね。

タグ：テレビ 芸能 ジャニーズ ジャニー喜多川 訃報