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ウルル(エアーズロック)が10月から登山禁止へ [環境]

ウルルが登山禁止になった経緯


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オーストラリアにある世界遺産のウルルが、今年の10月下旬から登山禁止になるそうです。アボリジニ、先住民、なんていえばいいのでしょうか、ちょっとよくわかりませんが先住民としておきましょうか、の聖地として有名なウルルですが、一部の人たちから、登山の観光地と化していることにずっと批判の声があったそうです。ようやくその声が届いたということのようです。

もともと18世紀に、イギリスの白人が入ってきて植民地化し、土地を奪ったり粗暴なことをしました。20世紀以降は子供を親から引き離すというようなこともやっていたようですね。

20世紀後半になってはじめて、過ちに気づいて市民権の獲得ができたのが1967年だそうです。2008年に、当時の首相が謝罪して、ようやく和解のムードが形成されたようですね。

オーストラリアは、こうして共存共栄の道を探っていっているということなのでしょう。

自然を信仰する


日本でも富士山をはじめ、山というのは信仰の対象になることが多いですが、自然の岩に畏敬の念をもって崇拝するというようなこともありますよね。

山の上に、とんでもないバランスで大きい岩がのっかっていたりします。すると、何かそこに特別な意味合いを感じ取るわけですね。これは人類に共通する感覚なのでしょうかね。それとも、もともと同じような感性を持っていたグループの人たちが長い時間をかけて離れ離れになっているのでしょうか。

たまにテレビを見ていたら、巨大なUFOが上から落としたものだと論陣をはって完全に論破される人がいますね。それが、ウルル周辺にも同じようにUFOの話をする人がいるらしいんです。UFOいる説は、50%ぐらい見ておいたほうがいいかもしれませんね。

今後のウルルは


今行くと、登山のほかに電動二輪車のセグウェイでまわりを一周したり、ヘリコプターで上空から眺めたり、夜間はライトアップされたりして色々楽しめるようです。

現在、駆け込みの需要もあいまって年間30万人以上が訪れる人気スポットになっていますね。登山が一番の人気になっているそうなので、観光客は減ると予想されているようです。登山以外にも楽しめることをさらに考えて、観光地として続いていったらいいですね。

先住民の中には、観光ガイドをしたりして生計を立てている人もいるようですから、これからうまくやっていってほしいですね。

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