SSブログ
わかば、エコー、ゴールデンバッ..

わかば、エコー、ゴールデンバット 銘柄廃止へ [伝統]

お年寄りのタバコ?


tabaco.jpg
出典:産経新聞
お年寄りが吸っているイメージのたばこの銘柄が、令和になってとうとう廃止されるようですね。JTは廃止の理由を、9月末の旧3級品特別たばこ税率撤廃により、大幅に値上げせざるを得ないためとしています。

旧3級品という分類のタバコは、普通のタバコより安かったんですよね。3銘柄の発売は、ゴールデンバットが明治39年(1906)、わかばは昭和41年(1966)、エコーが昭和43年(1968)だそうです。

同じ旧3級品では、ルパン三世の銭形警部が吸っている「しんせい」昭和24年(1949)、「バイオレット」昭和34年(1959)は、2018年で製造が終了していますね。沖縄で人気銘柄の「うるま」昭和35年(1960)はまだまだ大丈夫なようです。

ゴールデンバットは、歴史が古いので明治時代のいろいろな小説にもバットの名前で登場するようですね。wikipedia情報によると、愛飲者が芥川龍之介、太宰治、中原中也だそうです。そうそうたる面々ですね。

小泉純一郎の飯島勲元秘書官も吸っていましたね。途中からフィルターがついたことにぶつぶつ文句を言っていました。ガツンとした味わいがどうのこうの。

リトルシガーとしてリニューアル


名前自体は受け継がれていくようで、今年の9月からは、リトルシガーという葉巻タバコの一種に生まれ変わるとのことですね。「わかば・シガー」と「エコー・シガー」。「ゴールデンバット・シガー」は、今年の2月から北海道でノーマルとメンソールタイプの2種類を売っているそうです。

葉巻タバコの一種なので、基本的には煙を肺に入れないそうです。口腔喫煙といって、口に入れたらすぐに口や鼻から煙を吐き出す吸い方になるようですね。健康に気をつけて、たくさん吸っていただきたいと思います。

余談


最後話はそれますが、改めて見るとタバコのパッケージのデザインというのは秀逸ですね。いろいろ見ていて楽しい気分になりました。きっと配色も含めて計算し尽くされたものなのでしょうね。

タグ:タバコ 伝統
nice!(8) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 8

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

©2019 ほぼほぼ日刊ブログ    ページトップ