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岩手県花巻市のふるさと納税にエアガンの返礼品、取り扱い中止に [ニュース]

花巻市のふるさと納税返礼品が問題視


岩手県花巻市のふるさと納税の返礼品が、インターネット上で批判を受け、取り扱いの中止を決めたそうです。市の担当者は、「返礼品として不適切だった」と釈明したとのことです。

問題になった返礼品のエアガンとは


やり玉にあがったのは、有限会社KTWのエアーソフトガン(Winchester M1873 carbine)×1(2100g)という商品です。寄附金額が12万円以上でもらえるようにしていたそうです。1セット限定の受付だったようですね。
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このウィンチェスター銃というのは、150年ぐらい前の有名なライフルだそうです。 「西部を征服した銃」とよばれ、ウィンチェスター社の大ヒット商品だったようですね。

西部開拓時代を舞台にした西部劇で、ならず者や保安官がカチャカチャやってるのはおそらくこれでしょうね。

余談ですが、会社の名前の由来になっているKTWというのはアメリカで警察などの公的な機関のために作られた銃弾だそうです。開発者3名Paul J.Kopsch、Dan Turcus、Don Wardの名前の頭文字が並べてあるみたいですね。

KTWは、弾頭をテフロンで加工することで威力が増しているらしく、防弾チョッキも貫通する威力があるので悪用が懸念されたそうですが、一般には販売されないので流通はほぼなかったようです。

しかし、当時のアメリカのメディアが、犯人が持ったら警察官が殺されると、大々的に報道したので、コップキラーという別名がついたそうです。そのことが不安を招いて社会問題になり、KTWのようにテフロンで加工する銃弾の販売製造が禁止される州もでたようですね。

警察や軍を除いて、その後も連邦法などの規制が続いていき、いまでは、完全に市場からは姿を消したそうです。

反響しだいで人気の返礼品になった可能性も


今回は、何が問題になったのでしょうか。実際にエアガンはいくらでも販売されています。サバイバルゲームも社会的に認知されていますし、飾るだけだと危なくもないようなきがします。

まして、ネットにレビュー動画がたくさんあがるような知る人ぞ知る良質なメーカーで、地場の会社の商品ですからね。すぐに品切れになったみたいで、問い合わせが増えれば、セットが追加されて人気の返礼品になったかもしれません。

市の担当者の人もKTWに懇願してOKしてもらったようです。それを不適切と言わなくてはいけなくなって、少々かわいそうなきがしますね。



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