アンパンチ論争と#アンパンチに代わる非暴力的な解決策 [ニュース]
SNSでアンパンチ論争が巻き起こる
論争になっているのは、アンパンマンという子供向けアニメの暴力描写についてです。アンパンマンが悪者のバイキンマンをやっつけるときにアンパンチをするわけです。この暴力描写が乳幼児に悪影響を与えるのではないか?こういうことですね。
子どもが、実際にアンパンチをしてくることがあるというんですね。はーひふーへほーって、バイキンマンのマネをして相手をすればいいんじゃないでしょうか。1時間ぐらい。
たぶんこれぐらいやっても飽きないと思うので、そういうときはうんこですね。子どもはうんこが好きなのでうんこの話をするしかないです。うんこ爆弾っていって、子どもに投げてください。喜ぶと思います。
アンパンチと叩いたとしても、そのことについて、いいことか悪いことか後から教えることができますからね。テレビアニメを見て、どうこうなるって話ではなさそうな気もします。
この問題をある番組で取り上げていましたが、実際にアンパンマンを見て育った子どもがどうなったか。お笑い芸人の野沢直子が言っていました、アンパンマンを見て育った娘が、格闘家の本職になったって。思い切り影響を受けちゃいましたね。
#アンパンチに代わる非暴力的な解決策を考えてみる
やはり話し合いでしょうかね。とことん話し合いで解決するということで、放送時間内に解決できずに次回に持ち越し。それでも、答えが出ずに次回に持ち越し、3回ぐらい放送してやっと両者が和解して握手して仲直りする。
大岡裁きもいいかもしれませんね。大岡越前役のジャムおじさんが、ポケットマネーを出して、毎回毎回三方一両損で解決する。
バイキンマンが、ロシアの軍隊格闘術システマの呼吸法をマスターしていて殴られても痛みを感じない。日本中の子どもたちが、システマの呼吸法をマスターしていくかもしれません。
アンパンマンとバイキンマンが、二人でテレビアニメのアンパンマンを見ている。入れ子構造にして、実際にはアンパンマンとバイキンマンは仲良しでいつも一緒に遊んでいる。
どうでしょうか。
いろいろ考えてみましたが、正解はあるでしょうか。
アンパンマンが伝えたいこと
たくさんの人が、同時に議論に参加できるアンパンマンというアニメは偉大ですね。暴力描写の考察もおもしろいですが、作者のやなせたかしがインタビューで語っています。
アンパンマンの本質は、相手を暴力で倒す正義じゃなくて、困っている人を助ける、お腹をすかせている人にパンの一切れを差し出す正義なんですよね。絶対的な正義。どこの国の誰とあっても絶対に間違いのない正義。
こうしたメッセージが、ストレートに伝わっているからこそ、万人からずっと愛される作品となっているのでしょうね。