マツコ発言にN国党が大激怒、メンタリストDaiGoも徹底分析 [テレビ]
マツコ・デラックスに立花孝志が猛抗議
NHKから国民を守る党(以下N国党)の立花孝志がマツコ・デラックス(以下マツコ)に猛抗議をしていますね。大きな話題になっています。それでは、さっそく猛抗議を受ける原因となった東京MXの5時に夢中!におけるマツコの発言全文をみていきましょう。
5時に夢中!のマツコの発言全文書き起こし
”N国党の”NHKをぶっ壊す!”小中学生の間で流行(東京スポーツ)
この記事内容を受けてやりとりがスタートします。
※マツコと女性コメンテーターがいますが文脈に影響がないので女性の方は発言をカットします。
司会
マツコさん、一議席とりましたが。
マツコ
まあ、あのこれからじゃないですか。この人たちが、ほんとにこれだけの目的のために国政に出られたら、それで税金払われたら、受信料もそうだけどそっちのほうが迷惑だし、一体これから何をしてくれるかの判断をしないと今のままじゃね、ただ気持ち悪い人たちだから。
司会
票数が伸びた一因っていうのは、なんだとおもいますか?
マツコ
さあ。なんだろう。ひやかしじゃない。もちろん、だからその受信料を払うことに対しても疑問を持っている。真剣にそう思っている人もいるだろうけど。なんかふざけて入れている人も相当数いるんだろうなあとは思う。
でもだから逆に言うと、じゃあまじめにNHKの受信料問題について語ったとして、そしたらここまで話題になったかってなると難しいから、あの気持ち悪い政見放送でそれで効果がでたっていう意味もある。っていうね
司会
いろいろな感じ方はあるかとは思いますが。嫌悪感を抱かずに感情移入できた人も少なくなかったという。
マツコ
いやーあれー
ちょっと宗教的な感じもあるんだと思うんだよね。NHKをぶっ壊す教みたいな。「NHKをぶっ壊す(ちょっとぼやかした感じで)」っていうね。ちょっと気持ち悪い。この人も気持ち悪いんだけど。女性が何人かすごい人いたよね
あ、だから結局、こうやって楽しんで見ちゃってる側面はあるわけじゃないですか。だから、こうやってなんか騒いじゃってる時点で、もうある意味彼らの思う壺なのではないかなと。 以上終わり
さてどうでしょうか。こういう意見は普通にありそうな気もしますが。。。
メンタリストDaiGoの分析
メンタリストDaiGoが、立花孝志の言動について分析をしているので要約してみますね。彼には、3つの戦略があるといいます。義憤を共通のテーマにしているそうで、リーダーシップを発揮しやすくしているみたいですね。
一つ目は、自分のためではなくて他人のために怒っている。投票してくれた人たちが気持ち悪いといわれるのが許せない。利他的な目的のために戦っているということですね。自分を支持してくれている人たちのために戦う。
怒れるリーダーというのは選挙の際にも得票数が上がるらしく、大義名分を背負って戦おうとしているので一般人は心を動かされるらしいです。
二つ目は、社会的な証明を使って戦おうとしているそうです。確かに、立花vsマツコの一対一の図式を避けて、100万人の有権者vsマツコという具合に巧妙にすりかえていますね。人間は本能的に多くの人が認めていたり支持したりするものに弱いところがあるそうです。
三つ目は、マツコはセクシャルマイノリティの立場、差別されやすい、たたかれやすい社会的弱者の立場を利用してのし上がったというんですね。そして今回は、これを逆手に取っているとのことです。
CMにたくさん出ているし、大金持ちだという印象を与えて、本来弱者の立場にいたはずのマツコを経済的な強者、強者のがわに引き上げているというんです。自分と有権者は一般的な庶民、経済的弱者のアピールをして、旧約聖書のゴリアテとダビデのごとく、弱者が強者をやっつけるという図式に仕立てているそうです。
心理学のプロの視点も面白いですね。
国会議員Youtuber立花孝志、登録者数もうなぎのぼり
立花孝志はYoutubeのチャンネルを持っていて、チャンネル登録者数は40万人に迫る勢いです。簡単な編集で動画を大量にアップロードするのも大物youtuberがやって成功した手法ですね。
TBSのサンデージャポン、東京MXの5時に夢中と、次々に炎上を仕掛けるのも炎上系Youtuberの手法ですし、すべては、チャンネルの登録者数と再生回数を増やしていくのが狙いにあると思われます。
チャンネルがますます大きくなって、100万人が登録したとなればその発信力は無視できなくなります。これから台風の目になるかもしれませんね。テレビで、N国党を批判するコメンテーターも数字を持っている持っていない、と多くの視聴者の前でバッサリ斬られるので大変でしょうね。