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伝説の腕時計、初代G-SHOCK(カシオ計算機)未来技術遺産に選ばれる [ランキング・表彰]

2019年の「重要科学技術資料」(未来技術遺産)を発表


国立科学博物館が、未来に引き継ぐべき「重要科学技術資料」(未来技術遺産)に26件を追加しました。2008年から、選定を開始し、2019年の26件を合わせると全部で285件になりました。一つ一つみていくと、世界初というものも多くて非常に興味深いものになっています。

重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは


@pressによると、重要科学技術史資料(未来技術遺産)とは、国立科学博物館が「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、「重要科学技術史資料登録台帳」へ登録したものだそうです。

今回は、ローランドのリズムマシンTR-808(ヤオヤ)、ソニーのCDウォークマン(ディスクマン)D-50、ニコンのニコンF、伝説的な名品がいろいろと選ばれていますが、その中から、ひとつだけ取り上げたいと思います。カシオの伝説的な腕時計初代G-SHOCKです。

G-SHOCKについて


1983年にカシオ計算機の初代G-SHOCK、DW-5000Cが発売され、耐衝撃性を売りにした画期的な商品になりました。DW-5000Cの選定理由はこちらになります。耐衝撃腕時計「G-SHOCK」の一号機である。電子部品をパッケージしている時計のエンジン部分への衝撃を、構造的に多段階で吸収する「5段階衝撃吸収構造」、及びエンジン部分を浮いている状態に近づける「点接触心臓部浮遊構造」の画期的な構成によって、従来にない耐衝撃性能を実現した。時計の耐衝撃性を驚異的に引き上げ、高級機にしかできなかった過酷なアウトドアやスポーツシーンでの使用を、だれでも使える身近なものにした製品として重要である。
※重要科学技術史資料登録番号第00269号選定理由

DW-5000C画像あり詳細はこちら↓
http://sts.kahaku.go.jp/material/2019pdf/no269.pdf

G-SHOCKをメジャーにしたCMとは


G-SHOCKが、注目を集めたのは海外のCMでした。DW-5200CがアメリカでカシオのCMに使われ、そのインパクトのある内容が物議をかもしました。

当初はやらせを疑われましたが、やらせではないことがわかり、これはただ事じゃないと大ヒットにつながったようです。この評判を逆輸入する形で日本でもヒットにつながったようですね。

それがこちらの有名なCMです。


出典:Charbok001

G-SHOCK人気は東南アジアなどでさらに拡大


その後は、スティングモデルDW-5700C-1V、映画でキアヌ・リーブスがみにつけたスピードモデルDW-5600C-1Vで人気を不動のものとしました。

G-SHOCKの弱点はウレタンのベルト、ベルトループが経年劣化して切れてしまうことがあげられます。そうした弱点を補う、「5000」シリーズ初のフルメタルモデルも2018年に発売されファンを喜ばせました。

また、G-SHOCK誕生35周年企画のひとつとして、DW-5000Cと、DW-5600Cの2機種を対象に、期間限定で傷んだベゼルやバンドのレストアサービスをおこない、古くからのユーザーを驚かせました。

2017年には累計出荷で1億個をこえ、2019年の年間出荷数は1000万個をこえる見通しになっているようです。東南アジアなどで人気が出ているとのことですね。

G-SHOCKは限定モデル、海外モデル、国内モデルとありますのでコレクションするのも至難の業です。膨大な種類、カラーがあるところも魅力のひとつになっているのかもしれませんね。


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