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ネス湖のネッシーの正体は?環境..

ネス湖のネッシーの正体は?環境DNA調査結果発表 [海外]

ネス湖のネッシーは巨大うなぎか


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ネス湖
スコットランドのネス湖で、約250か所から水のサンプルを採取して、ネッシーが本当に存在するか否かの科学的な調査が行われていました。環境DNA技術を使って、昨年の6月から解析が進められていましたが、その結果がようやく判明し、研究グループによる発表が行われました。

環境DNAというのは、環境の中を通過した生物が皮膚やうろこ、羽、毛、糞尿から落としたDNAの痕跡を使用するもので、すでにクジラやサメの追跡作業などでは定着しているそうです。毎日新聞より

米国立衛生研究所が運営するGenBank(DNAデータベース)には、膨大な数のデータが蓄積されているそうです。採取した土や水からDNAを単離して、塩基配列を解読しデータベース化して、既知のデータと比較して、一致するものがなければ未知の生物かもしれないということになるようですね。

今回の調査で、ネス湖には約3000種類の生物がいることがわかったそうです。膨大なDNAデータと照合を進めたところ、恐竜に関連する海洋爬虫類などのDNAは見つからなかったようですね。

ネス湖で豊富に見つかったDNAはうなぎだったそうです。ネス湖の怪物の正体は、巨大なうなぎかもしれない。とのことでした。

ネス湖のネッシーについて


ネス湖のネッシーの目撃談は、かなり古くからあるようですね。6世紀ごろにはすでに怪物の話が残っているようです。そうした下地があって、1934年の「外科医の写真」と呼ばれるネッシーの有名な写真がすんなり受け入れられたのかもしれませんね。

その写真も60年後の1994年に、おもちゃの潜水艦に怪物の模型をくっつけたフェイク写真ということが明かされました。ネス湖の科学的な調査は、いままでに度々行われてきたようですね。いずれも発見にはいたりませんでした。

日本のネッシーブーム


1970年代に日本では、ネス湖怪獣国際探検隊が結成されました。石原慎太郎を総隊長とした巨大なプロジェクだったそうです。当時のお金で機材など経費をすべて合わせると2億円近くかかったみたいですね。

アメリカのNBCは、もし捕獲に成功したら18億円で独占中継をさせてくれとオファーしたそうです。世界中のメディアを集めて、海外でプロジェクトの会見を開いて、当時の企画のスケール感には驚かされますね。

「ネス湖怪獣国際探検隊」設立趣意書にはこんなことが書いてあるそうです。
「物質的繁栄に偏向し、ステレオタイプな利便性を指向するあまり、精神領域の拡大と肉体的行動の充足に不毛をきたしている現代において、人間性の本然に根ざした夢や冒険、ロマンが社会生活にも私生活においても欠如している。次代をになう青少年のために、健全な冒険心や探求心を抑圧することなく発露させることが、人類の未来のためにも必要である。」引用:『康芳夫』 official HP

最後に


本栖湖のモッシー、池田湖のイッシー、屈斜路湖のクッシー、中禅寺湖のチュッシーと日本の湖にもいろいろな未確認生物(UMA)がいるんじゃないかといわれています。

科学技術は、目覚しく進歩してしまいました。恐竜たちにずっと長生きしてもらうためには、世界中の科学者を立ち入り禁止にするしか方法はなさそうですね。


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