競輪の山賀雅仁選手が自転車をこいで給油、ガソリンスタンドで大活躍

台風15号（ファクサイ）が千葉県を直撃

千葉県で台風15号（ファクサイ）が猛威をふるい、県内各地で被害がでているみたいですね。停電や断水の被害にあった世帯も多く、復旧にも予想外に時間がかかっているようです。

ガソリンスタンドで自転車をこぐ競輪選手が話題に

注）実際の競輪選手の画像ではありません。
そんななかで、プロの競輪選手のとった行動が話題を集めています。ツイッターで「君津停電で給油が出来ない中プロの競輪選手が君津市民の為に頑張ってくれてます」という動画がアップロードされました。

そこには、必死になって自転車をこぐ競輪選手の姿が。これを書いている時点で、300万回再生を超えています。いいねの数は15万に近づいていますね。競輪選手の名前は、山賀雅仁。S級1班のトップ選手です。

なぜ山賀雅仁選手がガソリンスタンドに？

君津市で停電が起こっていまい、高校の同級生が家族でやっている個人経営のガソリンスタンドで、給油ができなくなったそうです。友達の父親から、自転車型の給油ポンプを買ったから、手伝ってくれと頼まれ快く引き受けたみたいですね。

1800リットルぐらいを吸い上げたそうです。車が並ぶのを制限したりして、1台あたり、10リットル、20リットルで給油していったそうです。スポーツ報知によると、午前11時から休憩をはさみながら午後５時まで、普通の人の倍のスピードで、150台くらいは給油してくれたと友人が話していました。

車がないと不便な地域らしく、僕の足でみんなの足（くるま）がうごいたら、という自然な気持ちで協力したそうです。

競輪のGII共同通信社杯、ＧI寛仁親王牌と大きな大会も控えているにもかかわらず、暑い中でひたすら自転車をこぐ姿に、多くの人が感銘を受けたようですね。

最後に

SNSなどを見ていると、お金をカードで払うのに、機械への通電がうまくいかずに使えなかったというような書き込みもありました。少し余分にガソリンを買おうとして、ガソリンの携行缶をもっていったところ給油してもらえなかった、ということもあったみたいですね。

今年に入って、キャッシュレスの推進や京アニの放火事件によるガソリン販売の規制強化検討といったニュースがありましたが、なかなかうまく噛みあわないものですね。

昨年の西日本豪雨、岡山県倉敷市真備町で水害があったときにも、水上バイクを使って、15時間かけて120人を救ったヒーローがいました。スーパーボランティアの尾畠春夫氏にしてもですが、世の中には、美しい心を持った立派な人間がたくさんいるみたいです。見習っていきたいですね。

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