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プレバトが俳句甲子園優勝弘前高校と対戦!2017年~2019年の試合結果 [テレビ]

プレバト俳句対外試合について


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プレバトで恒例の俳句対外試合がおこなわれ、2019年 第22回俳句甲子園優勝校の弘前高校と対戦しました。3回戦勝負、それぞれの句に質疑応答をして審査員11人が判定します。票(旗)数が多いほうが勝ち。これが3回目の俳句甲子園優勝校との対戦になります。2017年、2018年の試合も合わせてみていきましょう。

プレバトvs2019年俳句甲子園優勝弘前高校の結果


プレバトvs青森県立弘前高等学校(青森県)
対決のお題は『道後温泉』
一回戦

フルーツポンチ 村上健志(名人10段)
×(4票) 湯上りの 夜の道後よ 秋めきぬ
Aさん
○(7票) 湯冷めして 脳の吸はれて ゆくやうな
二回戦

東国原英夫(名人10段)
○(8票) 子規に似た 蝗(いなご)がおった 食うたった 
Bさん
×(3票) からくりの 人形踊り 秋の暮
三回戦

立川志らく(特待生1級)
×(1票) 消灯直前(まえ)に 来た客と月夜の 温泉(ゆ)の中
Cさん
○(10票)番台の 隠れ飲みたる ラムネかな

2勝1敗で弘前高校の勝ち

プレバトvs2018年俳句甲子園優勝徳山高校の結果


プレバトvs山口県立徳山高等学校(山口県)
対決のお題は『俳都』
一回戦

FUJIWARA 藤原敏史
○(7票) マッチ箱の 汽車眩し 夕虹の街
Aさん
×(4票) 峯雲や 俳都へ向かう 船の上
二回戦

フルーツポンチ 村上健志
×(4票) 西日へと 坊ちゃん列車 転回す
Bさん
○(7票) トロフィー掲ぐ 松山の天高し
三回戦

東国原英夫
○(9票) 鰯雲 仰臥の子規の 無重力
Cさん
×(2票) 朧月 人それぞれに ある言葉
※朧月(おぼろづき) 春のぼんやりかすんで見える月

2勝1敗でプレバトの勝ち

プレバトvs2017年俳句甲子園優勝開成高校の結果


プレバトvs開成高等学校(東京都)
対決のお題は『子規と野球』
一回戦

フルーツポンチ 村上健志
○(6票) 野球部の 従兄は素振り 盆の月
Aさん
×(5票) サイダーの激し 野球に負けてきて
二回戦

NON STYLE 石田明
○(7票) 秋天を抜け 百年をゆく飛球
Bさん
×(4票) ユニフォーム ましろきままに 夏の果
三回戦

FUJIWARA 藤原敏史
×(4票) 少量の 秋の来ている 外野席
Cさん
○(7票) 試合果つ 二百十日の バット置き
※二百十日 立春から210日目、農家の厄日

2勝1敗でプレバトの勝ち

一番好きな句を選ぶ


過去3回の中で一番好きなものを選ぶとすれば、東国原英夫の詠んだ句ですね。夏井いつき先生による2018年(全339句)の最優秀俳句にも選ばれています。

鰯雲 仰臥の子規の 無重力

解説によると、鰯雲は、正岡子規が闘病の末、意識が無重力状態になってできたものではないか、と発想を膨らませた一句だそうです。

仰臥というのは仰向けに寝ることで、『仰臥漫録』という正岡子規が最晩年に書いた日記からきているようですね。

仰臥漫録とは


『仰臥漫録』は、子規病床の手記で2分冊となっており、日記を中心に俳句、短歌、彩色画など、多彩な内容となっている。日記は、明治34年(1901)9月2日から10月29日、明治35年(1902)3月10日から12日、同年6月20日から7月29日までのものとなっており、特に子規は 毎日の食事について事細かに記している。(中略)『仰臥漫録』は、公開を意図していなかったため、子規の率直な感情が赤裸々に吐露されている。特に明治34年10月13日には、「自殺熱ハムラゝゝト起ツテ来タ」、「古白曰来」と記している。(中略)古白とは、子規の従兄弟であり、若くしてピストル自殺をした人物である。
引用元:東北大学附属図書館 夏目漱石ライブラリ


行方不明になっていた原本が、没後100年の2002年に発見されたみたいですね。角川ソフィア文庫からでている仰臥漫録は自筆の彩色画がカラーで掲載されているそうです。

子規の年齢は明治の○○年からマイナス1をするといいみたいですね。明治35年の9月に34才の若さでなくなっています。死ぬ数ヶ月前まで、筆をとっていたことになりますね。

最後に


肖像写真が有名で、もっとも教科書に落書きをされてしまう歴史上の人物ですけど、壮絶な生き方をされていたみたいです。不謹慎なことをするべきではありません。誰にでも間違いはあります。それはひとえに無知からくるものではないでしょうか。心当たりのある人は、一緒に反省をしましょう。


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