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早ければ2020年の4月から日本全国の店舗でレジ袋の有料化を義務付けへ [環境]

レジ袋の有料化を義務付ける方向へ


レジ袋の有料化をめぐっては、国は早ければ来年4月から義務化する方針を示していますが、環境省と経済産業省は導入に向けた骨子案をまとめたそうです。「容器包装リサイクル法」の省令を改正して原則としてすべての店でプラスチック製の袋を有料化するよう義務づけ、価格についてはそれぞれの店が設定するとしています。一方、魚や肉製品などを入れる薄い小さな袋は、衛生面からも必要だとして有料化の対象から除外するとしています。NHKニュースより

レジ袋の年間消費量は?


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日経新聞によると、推定450億枚。東京新聞によると、レジ袋の年間使用量は300億枚~500億枚とされるみたいですね。300億枚と500億枚では全然数字が違うのでデータとしてどうなのかと思いますが、はっきりとはわかっていないのでしょうね。自治体のHP等々いろいろ調べてみても数字がバラバラですね。300億枚というのも2002年の数字だったりしますし、結構いい加減な数字でやっているみたいです。

レジ袋をすでに有料化している店もありますが、レジ袋もマイクロプラスチックの海洋汚染の話と結び付けられるようになってきているので、いずれは、海外の一部の国と同じようにレジ袋を禁止する方向に話が進んでいくかもしれませんね。

結局、買い物にはマイバッグを持参しましょうということなのでしょうね。イオンの2018年の調査によると常時マイバッグ派はだいたい50%ぐらいみたいですね。

レジ袋とマイバッグのエネルギー消費量の違いは?


そうしたら、マイバッグのエネルギー消費量はレジ袋の何枚分に相当するかが気になりますね。

マイバッグの原料を合成繊維として、レジ袋の原料を高密度ポリエチレンとし、合成繊維は高密度ポリエチレンの2.2倍のエネルギーを使うものとします。

マイバッグが196g、レジ袋(LLサイズ)10gとすると、マイバッグはレジ袋19.6枚分に相当します。19.6枚分のエネルギーの2.2倍で、マイバッグ一枚にかかるエネルギー量はレジ袋43枚分に相当するみたいですね。トコトンハテナより

レジ袋をそのまま使い捨てにすることはないと思いますね。ゴミを入れたり、ちょっとしたものを入れて持ち運びしたり、リユースしています。この代わりになるものは、レジ袋から名前を変えたポリ袋しかない気がします。結局、同じようにお金を出して袋を買うだけですし、不便になるだけのような気もしますね。

石油が元になっていれば、何でもかんでも一緒にして話をするみたいなので、たとえば、車のガソリンもそのまま数字を出したら話ができるみたいですね。年間300億枚なら一人あたり年間300枚のレジ袋を使っています。一枚つくるのに20mlの石油を使うそうなので年間6000mlになります。だから、外出を控えてわずか6Lのガソリンを節約するのと、レジ袋を1年間全く使わないというのが同じことになるようです。

エコエコいうけれど


国が、生活の中のほうまで入って細かく細かく指導をしていくのはどうなのでしょうか。レジ袋をどんどんなくしていくとエコバッグ、このエコもレジ袋と比べて少しエコってことでしょうから、この名称も後々変えていくのでしょうかね。またこの名前を変えたものも広めないといけないですから、それを周知するのにまたキャンペーンしないといけないですね。

自治体によって、分別ゴミのルールも全く異なるものになっています。同じゴミでも、あるところでは丁寧に水で洗って燃えないゴミとして分別するのがエコ、あるところでは汚れのついたまま燃えるゴミとして捨てて燃やしてしまうのがエコ。

そしてなにより、ヨーロッパの人たちと違って、夏も冬もエネルギーを大量消費しないと生活できないような苛酷な環境にある日本が、ここまで大変な苦労をしていろいろな問題に取り組んでも、そのことが地球の環境にどうプラスになっているのか因果関係がさっぱりわかりません。

エコだエコだとするときに、テンションが下がる一番の原因になっている気がします。


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