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ナイキ・オレゴンプロジェクト解散へ、マラソンの大迫傑は大丈夫? [スポーツ]

オレゴンプロジェクトが解散へ


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マラソン日本記録保持者の大迫傑(おおさこ すぐる)選手など世界のトップ選手が所属するスポーツ用品メーカー「ナイキ」の陸上チーム「オレゴンプロジェクト」が段階的に解消されることになりました。NHKより

世界陸上2019ドーハ大会のさなかに、オレゴンプロジェクトのヘッドコーチ、アルベルト・サラザールが、禁止薬物の不正売買などの違反があったとして、アメリカのアンチドーピング機関(USADA)から4年間の資格停止処分を受け、大会から締め出されていました。

本人は、教え子に禁止薬物を使用したことはないと否定をして異議申し立てをするようです。ナイキは、擁護する姿勢をみせていますが、ナイキのチームとしては継続していくことが難しいみたいですね。

ナイキ・オレゴンプロジェクト(NIKE Oregon Project)とは


大迫が所属する「ナイキ・オレゴン・プロジェクト」は、「ケニア、エチオピアらアフリカ勢と戦えるアメリカ人選手の育成」を目的に、2001年に設立された中長距離チームだ。加入の条件である「将来、オリンピックや世界選手権でメダルが取れる可能性のある選手」を満たした男女10名ほどの精鋭が、アメリカ・オレゴン州ビーバートンにあるナイキ本社を拠点にトレーニングを行なっている。引用元:sportiva


大迫傑は、アジア人で唯一チームへの加入を許され、めきめきと力をつけ、シカゴマラソンで日本新記録となる2時間5分50秒で3位に入り1億円を獲得、一躍有名になりました。彼のはいていたオレンジ色の厚底シューズ、ナイキ「ズームヴェイパーフライ4%フライニット」も話題になりました。

アルベルト・サラザールとは


アルベルト・サラザールは、元マラソン選手で、瀬古利彦(マラソン強化戦略プロジェクトリーダー)と同じ時代に現役だったたみたいですね。ニューヨークシティマラソンで、幻の世界記録(のちに距離不足が判明)を出して優勝するなど活躍したそうです。

指導者としても一流で、すでにほかのチームに移籍しているようですがイギリスのモハメド・ファラー (ロンドン五輪、リオ五輪男子5000m、10000m金メダル)、アメリカのマシュー・セントロウィッツ(リオ五輪男子1500m金メダル)などのトップアスリートを育成しました。

世界陸上ドーハ大会では、オランダのシファン・ハッサン(女子1500m、10000m金メダル)、アメリカのドノバン・ブレイジャー(男子800m金メダル)とチームの選手が活躍をみせました。

アメリカの陸上チームについて


Numberによると、アメリカは陸上王国だけあって、ほかにも陸上チームはあるみたいですね。そのなかのバウワーマン・トラッククラブ(Bowerman Track Club)には、日本人選手も3人在籍しているようです。

遠藤日向(住友電工)、松崎璃子(積水化学)、荒井七海(HONDA)は、アメリカの室内陸上大会で日本新記録を出しているそうです。

オレゴンプロジェクト解散の影響について


大迫傑は、MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)で3位になり、優位な状況にあるとはいえ、困ったことになりましたね。東京オリンピックまであと一年ですし、何より、マラソンの日本代表にまだ内定していません。

指導を受けていたのは、ピート・ジュリアンコーチなので、知らない間に禁止薬物を使わされてたということはなさそうです。

大迫本人のツイッターによると、ナイキのサポートは継続して受けられるそうなので、活動にまったく支障はないとのことです。何とかこのピンチをうまく切り抜けてほしいですね。


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