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青海ふ頭で凶悪ヒアリのコロニー..

青海ふ頭で凶悪ヒアリのコロニーを多数発見!初めて定着の恐れも [生物]

ヒアリが日本に初めて定着か、監視を続行


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注)fire-antsのフリー画像です。実際のヒアリの照合には使わないでください。
東京都江東区の青海ふ頭で今月上旬、ヒアリの多数の女王アリと働きアリからなるコロニー(集団)の存在が確認されました。殺虫剤などを散布した後、台風19号が襲来しており、環境省や国立環境研究所は17日に現地周辺の状況を調査。継続的な監視を続けるとのことです。朝日新聞より

ヒアリが東京港青海ふ頭で定着した可能性が極めて高いとの分析を、国の防除に携わる国立環境研究所がまとめたことが16日、分かりました。300匹以上の働きアリや約50匹の羽の生えた女王アリ、幼虫を見つけて駆除しました。sankeibizより

ヒアリの侵入は、いままでも、たびたびニュースになりましたが、とうとう恐れていたことが起きてしまったのかもしれません。

ヒアリについて


ヒアリは、別名「殺人アリ」「無敵のアリ」とよばれるらしく、攻撃性が強いのが特徴ですね。あごで噛み付いたら腹の毒針で何度も刺すといいます。

刺されると火のついたような激しい痛みがすることからヒアリ(火蟻)となづけられているそうです。

また、ハチに刺されたときと同様にアレルギー反応を引き起こす危険性もあるそうで、呼吸困難や血圧低下、意識障害、最悪の場合は死に至ったケースもあるみたいですね。

体は赤茶色で、腹部が黒く全体的につやがあります。働きありの大きさは2.5mm~6mm。

ヒアリは、明るく開けた場所を好むそうです。海外では、畑や(緑地)公園などに巣を作っているそうです。巣は、数年かけて大きなアリ塚になり地中では網目状に大きく広がっていきます。その長さ十数m。

その中に部屋がたくさんあって、女王アリと数千~数十万の働きアリが生活するそうです。女王アリは長生きですね。6~7年生きて毎年25万個もの卵を産むそうです。

もともと南米に生息していましたが、20世紀前半にアメリカ南部に侵入したそうです。それから20世紀後半になると、中米・カリブ諸国、21世紀にはいると、太平洋に面した地域に広がってしまいました。

ヒアリは、貨物のコンテナに隠れて旅をするみたいですね。

日本では、2017年の6月に国内ではじめて見つかって、それからは各地で見つかっています。特定外来生物に指定されていますね。

ヒアリが定着してしまうと、根絶するのが難しいみたいですね。花見やピクニック、花火大会、キャンプなどのレジャーにも悪影響があるでしょうね。

海外でのヒアリの被害


アメリカでは、年間8万人が刺され病院で手当てを受けたというデータもあるそうです。

海外では、農業や畜産業への被害もおきているみたいですね。牛が襲われたり、農作物をかじったりして生産量に影響が出ることもあるみたいですね。

最後に


ヒアリ情報に敏感な投資家の皆さんが、殺虫剤関連銘柄・防虫剤関連銘柄でいち早く反応しているみたいです。ヒアリと思われるあやしいアリをみつけたときには、環境省のヒアリ相談ダイヤルというのが設置してあるので、そちらに連絡をして判別するなど、未然に定着を防ぐ努力をしたほうがいいでしょうね。

続報、新たなヒアリが500匹以上見つかる


同じ東京港で11月28日に新しく、働きありが500匹以上と幼虫、さなぎが見つかったそうです。コンテナに紛れて入り込んだと推測されているようです。定着すると、公園で寝そべったり、気軽に地べたに座ったりできなくなる恐れがあるので、何とか定着を食い止めて欲しいですね。
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