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兄弟芸人「ミキ」、ツイートでステマ?京都市より報酬100万円! [テレビ]

ミキのツイートに京都市が報酬100万円


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京都市が2018年度、京都国際映画祭のPR事業の一環で、市の施策をよしもとクリエイティブ・エージェンシー(現吉本興業)に所属する漫才コンビにツイッターで2度にわたって発信してもらうため、計100万円を支払う契約をしていたことが28日、市への取材で分かった。日刊スポーツより

この漫才コンビは、「ミキ」です。兄弟漫才でアイドル的な人気を博していますね。そこに目をつけること自体は、すばらしいことなのでしょうが、公的なお金を使って、それとわからないようにして広告していたことが問題となってしまったみたいですね。

ミキの発言の信頼性が落ちる、京都市の発信の信頼性が落ちる、吉本興業の発信の信頼性が落ちるということになるのでしょうか。

日本国内の観光客も呼び込もうとする姿勢自体は批判されるものではないと思います。京都名誉観光大使、京都国際観光大使、京都観光おもてなし大使といった京都観光サポーター制度というのもあるそうですから、うまくやってもらいたいですね。

ステルスマーケティングとは


企業が自らまたは第三者に依頼して、消費者に商品やサービスの宣伝と気づかれないように宣伝行為をすること。略して「ステマ」と呼ぶ。報酬を得ているにもかかわらず、あたかも公平な評価であるかのように見せかけた記事をサイトに掲載したり、一般消費者を装って好意的な感想や推薦するコメントをSNSに投稿したりするなど、宣伝であることを意図的に隠すことによってユーザーの印象を操作しようとする行為が該当する。「サクラ」や「やらせ」に近いと言える。マーケティング手法といえるものではなく、消費者を欺き、情報の信頼性を失わせる不公正な行為である。
引用元:インターネット広告基礎用語集2019年度版


ステルスマーケティングというのは、日本ではまだ明確な基準がないそうですね。なので具体的にこの名前で規制をされているということはないようです。口コミの自作自演だとかそういうものは、不当景品類及び不当表示防止法(景品表示法)で対応しているみたいですね。

ネットや新聞の記事と広告


インタネット上の広告は、業名やブランド名に加えて、#PR、#協賛、#提供、#プロモーションだとかそういう表示がしてあって基本的に広告だとわかるようになっていますね。【PR】、このタイプもよく見ます。広告業界の自主的なルールというのか広告のガイドラインもだんだんと整備されているそうです。

新聞も記事まがいの1面広告が増えてきて、そうしたページには記事広告という表示がついていて、あっ、これは広告だということがわかるようになっています。新聞記者の体験によって感じた商品のすばらしさが記事になっているのではなくて、メーカーがお金を払って商品の良さをアピールさせてもらっているということなので、ちゃんと線引きがしてあるということですね。

最後に


商品だったり、食品だったり、いろいろなケースがありますが、実際に体験をしている場合には、正直に感想をいうというのが1番いいような気がしますね。商品のレビューもそうですけど、本当に存在している人が本当の感想を書き込んでいるというのが望ましいと思います。

ひとつひとつ疑いながら情報に接していくのもわずらわしいものがありますが、便利さと引き換えにやむを得ず受け入れている部分なので、できるだけ信頼できる情報であふれかえっていてほしいですね。


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