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天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典、芦田愛菜(15)の祝辞に絶賛の嵐! [イベント]

天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が開催される


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天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典が、2019年(令和元年)11月9日に、東京都千代田区にある皇居前広場で開催されましたが、式典での芦田愛菜の祝辞が大変すばらしかったと話題になっているようです。

第1部の奉祝まつりでは郷土芸能などが披露され、3万人が参加しました。第2部の祝賀式典には、一般公募で選ばれた1万人と、招待客2万人が参加し、芦田愛菜(15)、歌舞伎俳優の二代目松本白鸚(77)、経団連 (日本経済団体連合会)の御手洗冨士夫名誉会長(84)、JOC (日本オリンピック委員会)会長の山下泰裕氏(62)が祝辞を述べました。

各界のそうそうたる人たちのトップバッターをつとめ、よく緊張もせずに、堂々としていられるものだと感心しました。凛として上品で、ネットでは親の育て方がいいだとか、人生2回目3回目(2周目3周目)なんじゃないかとか、賞賛の声であふれていますね。

芦田愛菜の祝辞、全文紹介


謹んで申し上げます。天皇陛下ご即位にあたり、心よりお祝いを申し上げます。

また、このような記念すべき国民祭典にお招きにあずかり、お祝いと感謝を申し述べる機会をいただき、緊張しておりますが大変光栄に存じます。

即位礼正殿の儀での陛下のお言葉を拝聴し、日本、そして世界の平和に対する陛下の御心に心を打たれました。

陛下は、松尾芭蕉の「奥の細道」をお読みになったことがきっかけで水にご関心を持たれ、長きにわたってご研究をなさっているとお聞きしました。そして、水を通して世界のさまざまな問題をとらえ、そのことが平和につながるとのお考えをお持ちであると知るに至りました。

わたしも、大好きな読書を通じ、知識を得ること、そして、その知識をふまえて行動に移す、そのことが大切であるのではないかと考えるようになりました。

陛下の御心を受け、どんなことでも思い立ったことは迷わず実行できるようになりたい、そう思っております。

新元号「令和」は、万葉集からの出典だったということを知り、昔の日本(にっぽん)の書物から新しい時代の元号が作られるということは、なんて素敵なことなんだろうと、深く感動しております。

古くから日本に伝わる文化を大切にしつつ、新しい日本へと躍進していく、そんな時代になっていくことを切に願っております。

最後になりますが、いつまでも両陛下がお健やかであられますようお祈り申し上げ、お祝いの言葉といたします。

令和元年11月9日 芦田愛菜

芦田愛菜の着物も話題に


週刊ポストによると、このときに着ていた振袖は、老舗呉服店・鈴乃屋から提供された約100年前に制作されたアンティークだそうです。刺繍なども凝っていて一度も袖を通されたことのない門外不出の振袖だったようですね。大変よく似合って素敵でした。

松本白鸚(はくおう)の祝辞、全文紹介


※参考までに、松本白鸚の祝辞もみていきましょう。

天皇陛下皇后陛下におかせられましては、陛下のご即位、心からお祝いを申し上げます。

令和の御世(みよ)にあらたまりまして、若き天皇皇后両陛下が新しい象徴として私(わたくし)どもに寄り添ってくださることを国民の一人といたしまして大変うれしく、また誇らしく思っております。

私ごとで恐れ入りますが、昨年、私は息子の松本幸四郎、孫の市川染五郎とともに37年ぶりに二度目の親子孫、三代襲名をさせていただきました。その折、私の父の初代松本白鸚は37年前になりますが、その三代襲名の折、襲名の名の字は、名前の名(めい)ではなく命(いのち)の命(めい)だと申しておりました。

芸の担い手である私ども歌舞伎俳優は、とりもなおさず、令和の今を生きております。その伝統に命を吹き込むのは、まさに令和に生きる私どもの務めだと思っております。

伝統を大切に思えばこそ、今を生きるものとして考え、工夫し、努力しなければならないと存じておる次第でございます。

天皇皇后両陛下は、ともにイギリスのオックスフォードにも学ばれ、国際的に大変広い視野をお持ちでいらっしゃいます。

皇室という長い伝統を受け継がれる両陛下におかせられましては、現代の日本における国民の象徴として、両陛下らしい新たな息吹を日本の伝統文化にもお与えくださることと固く信じております。そのお姿とお導きを私も国民の一人として拝受できますことは、将来のわが国にとって明るく大きな希望でございます。

この先、幾久しく天皇皇后両陛下の弥栄(いやさかえ)を祈念いたしまして、私のお祝いの言葉とさせていただきます。

本日は、誠におめでとうございました。

最後に


こちらも大変すばらしい祝辞ですね。おかせられまして、などという言葉は普段まず使うことがありません。このあたりの日本語は、最高敬語というらしいです。一般の人同士の会話では使わない言葉のようです。

テレビの特集番組を見ても敬語を話さない人物がコメンテーターの中にもたくさんいますね。平成最後の日、4月30日に芸能人の山田優が「天皇皇后両陛下お疲れ様でした」というインスタグラムの投稿をして大炎上(※専門家を巻き込んで論争になりましたね。)したこともありましたが、この皇室に対する言葉の問題は難しいですね。

別に法律で決まっているわけでもないし、メディアの中にはむしろ積極的に敬語など使わないでおこうという人たちもいます。

結局、実際にお会いする、となったときにどうするかでしょうね。それを考えると、何も知らないで普通にお話しするのも粗野で恥ずかしいような気がします。そのときぐらいは品よく振舞いたいですね。


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