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エボラ出血熱のワクチンが開発さ..

エボラ出血熱のワクチンが開発される、感染拡大を防げるか [研究]

エボラ出血熱のワクチンが開発されたのは初めて


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※ebola isolation infection virus pathogens
エボラ出血熱のワクチンについてWHO=世界保健機関は安全性や効果が基準を満たし、今後、感染の危険がある国々で接種が進められることになると発表しました。ワクチンが開発されたのは初めてで、専門家は「エボラ出血熱への対抗手段が得られた意義は大きい」としています。NHKより

エボラ出血熱により、アフリカのコンゴでは、2018年の8月以降、2000人以上が死亡し、WHOは、国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)を宣言しているそうです。ウガンダやタンザニアでも患者が確認されるなど深刻な問題になっているようです。

たまに日本でも、アフリカから日本に帰国した女性にエボラ出血熱の疑いがあるというようなニュースが報じられます。日本の場合は、水際の対策がしっかりとられていて感染を未然に防ぐような仕組みが一応できているようですね。

エボラ出血熱とは


ウイルス性の感染症。致死率の高さが特徴で、20%から最高で90%程度に達することもあるため感染地域の住民に恐怖心を与えることがある。ウイルスの型は5種発見されており、種類によって致死率が異なる。エボラの流行は新規感染例が42日間確認されなかった時に収束したと考えられる。引用元:国境なき医師団

エボラ出血熱の症状について


エボラ出血熱は、エボラウイルスによる感染症です。エボラウイルスに感染すると、2~21 日(通常は 7~10 日)の潜伏期の後、突然の発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛、咽頭痛等の症状を呈します。次いで、嘔吐、下痢、胸部痛、出血(吐血、下血)等の症状が現れます。引用元:厚生労働省

エボラ出血熱の感染について


エボラ出血熱の患者(エボラウイルスに感染し、症状が出ている者)の体液等(血液、分泌物、吐物・排泄物)やその体液等に汚染された物質(注射針など)に触れた際、ウイルスが傷口や粘膜から侵入することで感染します。一般的に、症状のない患者からの感染や、空気感染はしません。引用元:厚生労働省

エボラ出血熱については、少し前にデマの拡散が問題になったことがあるので、ここまでは正確な情報をそのまま引用したいと思います。

エボラウイルスに感染してしまうのは、エボラ出血熱で死亡した遺体に触れてしまうことも原因としてあるそうです。患者や遺体に接触する場合がある、医療のスタッフや患者の家族、埋葬人、宗教指導者などがどうしても感染のリスクが高くなる傾向があるようですね。

それと、熱帯雨林で狩猟した野生動物を食べるので、エボラウイルスに感染したコウモリやサルやウシ科の動物などの生肉(ブッシュミート)や死体に触れたりするとそこから感染してしまうこともあるそうです。

エボラ出血熱が流行るような地域だと、医療機関に行きたがらないということもあるみたいですね。あそこに連れて行かれたら何をされるかわからないと感じる人がいるようです。

また政情不安のために治安が悪く、病院自体が攻撃対象になってしまうケースもあるそうです。エボラ出血熱を持ち込んだのは外国人だというようなデマが蔓延して住民が医療の邪魔をしてしまったり、エボラ出血熱の認知度の低さと、致死率の高さもあって、政治勢力によって毒を盛られたというような陰謀論でかたづけられてしまうこともあるみたいですね。なかなか一筋縄ではいかないのかもしれません。

最後に


せっかく新しいワクチンが開発されてもアフリカの国々の政府が使用を認めないと宝の持ち腐れになるので、積極的にワクチン接種にも取り組んでもらって、少しでもはやく流行を終わらせて、社会不安を取り除いてもらいたいですね。


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