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ラグビーW杯2019、世界を感動させた少年とスクラムユニゾンの取り組み [スポーツ]

ラグビーW杯2019で1人の少年が世界中を感動させる


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注)ラグビーW杯2019の画像ではありません。
ラグビーW杯2019も日本代表の2大会連続のジャイアントキリングで大いに盛り上がってきました。アイルランド(世界ランキング2位)戦の視聴率も20%を超え、注目がさらに高まっていきそうです。

大会期間中、ある1人の少年が話題になりました。それは、25日に岩手県釜石市で行われたウルグアイ―フィジー戦の試合前、ウルグアイの国歌斉唱がはじまったときのことです。

大会公式ツイッターの動画を見てみると、ウルグアイ代表のマスコットキッズとして選ばれた8才の少年が、ウルグアイ代表選手と一緒にスペイン語でウルグアイの国歌を一生懸命歌っていました。少年の肩に手をかけていたのはウルグアイ代表キャプテンです。うれしそうにしていましたね。

少年の気持ちがウルグアイ代表に届く


少年の気持ちが伝わったのか、ウルグアイ代表は4大会ぶりのW杯で見事に番狂わせを演じました。ウルグアイ代表キャプテンは、試合後の報道陣の質問のあとに自ら切り出して言ったそうです。

「マスコットキッドとして一緒に入場した少年が、僕たちのウルグアイ国歌を何も見ずに大きな声で一緒に歌ってくれたんだ。何度も国際大会でプレーしてきたが、こんなサプライズは初めての経験。最後に思わず腕を回して抱きしめてしまったよ。彼の歌声も今日の勝利に向けて大きな後押しをしてくれた。本当にうれしかったよ」THE ANSWERより


少年は、あるプロジェクトの動画を見てスペイン語の国歌をマスターしたそうです。そのプロジェクトは、スクラムユニゾン(Scrum Unison)といいます。

スクラムユニゾン(Scrum Unison)とは


ラグビーワールドカップ開幕まであと4か月となった5月中旬、その試合会場からほど近い場所で二夜にわたり、強豪4カ国のアンセムが響き渡った。元日本代表キャプテンで、現在はラグビーワールドカップ2019アンバサダーを務める廣瀬俊朗さんが発起人となり、世界中からやってくるラグビーファンを国歌またはラグビーアンセムでおもてなしするプロジェクト「スクラムユニゾン(Scrum Unison)」が本格的に始動した。引用元:rugby-rp.com


このスクラムユニゾンという取り組みはすばらしいですね。練習会などもやったりして、本番に向けて地道に活動を続けてきたみたいです。

いままでいろいろな国別代表の国際大会を見てきましたがはじめて目にしました。通常マスコットキッズの子どもたちは、何人かいたとしても選手の前に立ってじーっとしてたような気がしますね。少年の映像を見たときには感動しました。

この取り組みでは、マスコットキッズに限らず、スタンドで応援するときも観客が一緒に外国国歌やアンセムを歌おうと呼びかけています。歌っていると、外国から来ているファンから肩を組もうって誘われたりしてスタジアムの雰囲気がすごくよくなるみたいですね。

スクラムユニゾンを企画した廣瀬俊朗とは


スクラムユニゾンは、元ラグビー日本代表でキャプテンをつとめた廣瀬俊朗が企画しました。廣瀬はTBSのノーサイドゲームに浜畑譲役で出演していたことでも知られていますね。日テレのしゃべくり007に出演したときには、掟破りのTBSドラマの最終回告知をして話題になりました。

文武両道の北野高校から、慶応理工学部に推薦入学、東芝ブレイブルーパスでWTB(ウイング)、SO(スタンドオフ)として活躍しました。指導者たちから、生まれながらのキャプテンといわれるようにそのキャプテンシーは高く評価されていたようです。

現在は、ビジネス・ブレークスルー大学(BBT)の大学院で勉強していてすでに卒論も提出し、MBAの取得も決まっているそうです。日テレNEWS24より

嵐の櫻井翔は、大学の同級生なのだそうです。2人は仲がいいらしく、NEWS ZEROの対談では、変な感じがして恥ずかしいとお互いに漏らしていました。北野高校出身なので弁護士の橋下徹のラグビー部の後輩にあたりますね。

最後に


平和的で友好的で、世の中の雰囲気をパッと明るくするような取り組みなので、もっと大きく大きくあつかってもらいたいですね。スクラムユニゾンは、本当にすばらしいので、世界標準になる可能性も秘めているような気がします。将来の大会で、君が代を外国のマスコットキッズが歌ってくれる、こんなシーンが見られるかもしれません。

これは、東京オリンピックに向けていいヒントになるような気がしますね。参加している国々をみんなで応援できたら、大いに喜んでもらえるのではないでしょうか。

Scrum UnisonのYouTube officialよりVer.2.0動画を紹介します。
予選プールA出場国

スクラムユニゾン サモア /SAMOA「The Banner of Freedom」
https://www.youtube.com/watch?v=lPvdFxXw2wI

スクラムユニゾン スコットランド/SCOTLAND「Flower Of Scotland」
https://www.youtube.com/watch?v=gXKoE9Irg3I

スクラムユニゾン ロシア/RUSSIA「Tимн Российской Федерации」
https://www.youtube.com/watch?v=GhorS8SqWsk

スクラムユニゾン アイルランド /IRELAND「Ireland’s Call」
https://www.youtube.com/watch?v=UlnbT8vVcoI

スクラムユニゾン 日本/JAPAN「君が代/Kimigayo - Japanese National Anthem」
https://www.youtube.com/watch?v=BMRqmCKj56I



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山口県岩国市の小中学校で思考実験、トロッコ問題で保護者に謝罪 [研究]

トロッコ問題、岩国市の授業で問題が発生!


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山口県岩国市立東小と東中で、「トロッコ問題」を資料にした授業があり、児童の保護者から「授業に不安を感じている」との指摘を受けて、 両校の校長が授業内容を確認していなかったとして、児童・生徒の保護者に文書で謝罪した。 毎日新聞より

岩国市の学校で実際に出されたトロッコ問題


プリントは、トロッコが進む線路の先が左右に分岐し、一方の線路には5人、もう一方には1人が縛られて横たわり、 分岐点にレバーを握る人物の姿が描かれたイラスト入り。「このまま進めば5人が線路上に横たわっている。 あなたがレバーを引けば1人が横たわっているだけの道になる。トロッコにブレーキはついていない。 あなたはレバーを引きますか、そのままにしますか」との質問があり「何もせずに5人が死ぬ運命」と 「自分でレバーを引いて1人が死ぬ運命」の選択肢が書かれていた。 引用元:毎日新聞

トロッコ問題の授業についてネットでは賛否両論


トロッコ問題についてネットで賛否両論、盛り上がっているみたいですね。トロッコ問題というのは有名なテーマで、正解はなく究極の2択でどちらを選ぶかという話です。実際にこういうシチュエーションはないですから、あくまでも頭の中での話しですが、不安を感じたこどもがいたみたいですね。小学校中学校では、まだ早いのかもしれませんね。

とくに小学生は命の大切さ、尊さを学ぶ段階のような気がします。親がいろいろな話を聞かせたり、実際に生き物やペットを飼ったりして、残酷な部分もだんだんと取り除かれていく時期ではないでしょうか。しっかり、根本的なところを育むほうがよさそうな気がしますね。

高校生ぐらいが、具体的に警察官になりたい、自衛隊員になりたい、実際に場合によっては人の命を奪わなければいけない仕事の話にもつながっていきますから、ちょうどいい時期といえるかもしれませんね。

トロッコ問題で導かれる答え


5人を助けるために1人を犠牲にする。まあこれが無難なような気がしますね。ただし、この場合には、自分自身が1人の命を奪うということにもなります。そのままにしておけば、5人は助かりませんが、1人は助かります。自分自身がこの局面にほとんどタッチしないという状況がつくれます。

この選択の難しさは、中年男性5人とかわいい女の子が1人というような決断しやすい条件がないってことですね。これが凶悪犯だったら行動をもっと簡単に正当化できそうな気もします。

トロッコを脱線させて、みんなを救うというように違う答えを導いてもいい実験の進め方もあるようですが、これはちょっと趣が変わってくると思いますね。

結局、命の重さをどう考えるかですね。1人の命の重さと5人の命の重さこれを比べると、等しいのか、人数が多いほうが重いのか。80億人近い人間の中の1人、5人と考えれば1人でも5人でも一緒のような気がしますし。5人の命のほうが重いと考えればレバーを引くということになるのでしょうね。

次に、自分自身が人の命を奪っていいのかどうかですね。ここに大きなジレンマがあります。レバーを引くということは、積極的にかかわるということで何かの罪に問われるかもしれません。5人の命のために、1人の命と自分自身を犠牲にできるかどうかが問われます。人の命を絶対に奪ってはだめだと考えればレバーを引くことはできないでしょうね。

命にまつわる究極の2択について


この誰を助けるかというような究極の2択は、大昔からあるみたいですね。2000年以上前からやってるみたいです。海で船が沈んで、浮いている板につかまっているんだけど、もう1人ほかの人間が板につかまろうとして寄ってきた。その人を助けようと思えば自分も助からない。助かるのは1人だけ。さあどうしましましょうか。(カルネアデスの板)

究極の2択は、いろいろな作品にでてきますね。たくさんあると思いますが、たとえば、核戦争が起こっている時代、3人でにげる主人公たち。核シェルターを見つけ、これでみんな助かるとおもったら中は人でいっぱいで2人しか入れない。さあどうしましょうか。(漫画北斗の拳)

がけの上から落ちそうになっている2人の子ども。母親の片手には心の優しい甥っ子、片手には弟(次男)を手にかけた自分の子(長男)。どちらかの手を離して両手で1人の手をつかまないと2人ともがけから落ちて死んでしまう。さあどうしましょうか。(映画危険な遊び)

テロリストがウイルスを持っていて同僚の遺体を持ってくるように指示する。同僚を殺せば街中の人の命が助かる、同僚を殺さなければ街中の多くの人に命が奪われる。さあどうしましょうか。(ドラマ24シーズン3)

トロッコ問題とAI自動運転車


このトロッコ問題のようなテーマは、近い将来の話、自動車の自動運転にも関係するみたいですね。人工知能(AI)にどうするかの答えを出させないといけません。

それこそ、AI自動運転車の車内の1人を助けるか、歩行者5人を助けるか。市販されたときに、一体どんな風に答えを出すのでしょうか。気になりますね。

最後に


ネットでもたくさん議論が交わされているところをみても、誰でも話に参加できる、簡単でわかりやすい絶妙な設定になっているのでしょうね。

選択肢が2つで、どちらもいいことにはならないけど、結論を出さないといけない。思い通りにならないことがあります。こうした場面で思考停止に落ちいらないようにいろいろ頭の中で考えたり、トロッコ問題のような架空の話をしたりして、トレーニングしておくことも必要なことなのかもしれませんね。



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11月の大嘗祭で使う米を無事に収穫、京都と栃木で斎田抜穂の儀 [ニュース]

斎田抜穂の儀(さいでんぬきほのぎ)について


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注)実際のものとは関係がありません。
天皇陛下の即位にともなう、大嘗祭(だいじょうさい)で使う米を収穫する斎田抜穂の儀(さいでんぬきほのぎ)が、27日におこなわれました。斎田の近くにしめ縄を張った斎場が設けられ、天皇陛下より抜穂使(ぬきほし)として派遣された皇室の宮中祭祀をつかさどる掌典職が、祓所(はらえど)の中に入って祝詞をよみあげました。

つづいて、大田主(おおたぬし)が黒い烏帽子(えぼし)に白張黄単(はくちょうきひとえ)、地元の男性ら(奉耕者)10人が黒い烏帽子と白張(はくちょう)を着て田んぼに入り、稲を刈りました。刈り取った稲は4束にまとめられ、三方(さんぼう)と呼ばれる白木の台に載せて斎場に運ばれ、抜穂使の確認を受けたあと、稲実殿(いなのみでん)に置かれ、儀式は1時間ほどで終わったそうです。

斎田抜穂の儀は、、京都府南丹市と栃木県の高根沢町の斎田で午前10時から同時に行われました。これから、稲の乾燥と脱穀など、まだまだ残りの作業があるとのことです。斎田からは、宮内庁が精米180kgと玄米7.5kgを買い取ることになっているそうです。

斎田抜穂前一日大祓について


本当に、儀式というのは大変ですね。27日の前の日、26日の午後3時から、収穫する人の体を清めるおはらいがおこなわれてます。京都では、主基斎田抜穂前一日大祓(すきさいでんぬきほぜんいちにちおおはらい)、栃木では悠紀斎田抜穂前一日大祓(ゆきさいでんぬきほぜんいちにちおおはらい)がおこなわれました。

掌典職が大祓の詞(おおはらいのことば)を読み上げたあと、榊などを束ねて作った大麻(おおぬさ)でおはらいをし、けがれを移らせた祓物(はらえつもの)を近くを流れる大堰川(おおいがわ) 、鬼怒川(きぬがわ)にそれぞれ流して、関係者の身を清めたそうです。

近代以降の大嘗祭が行われた年と斎田の場所について


明治 1871年 悠紀斎田山梨県 主基斎田千葉県
大正 1915年 悠紀斎田愛知県 主基斎田香川県
昭和 1928年 悠紀斎田滋賀県 主基斎田福岡県
平成 1990年 悠紀斎田秋田県 主基斎田大分県
※平成と令和は新潟、長野、静岡を含む東日本18都道府県を悠紀地方、その他の西日本29府県を主基地方としたそうです。
参照元:東京新聞

平成の大嘗祭で使われた米について


平成の大嘗祭で使われた秋田県のあきたこまちは、大嘗祭をきっかけに全国にその名前を知られるようになり、一大ブランドになったそうです。

大分県のほうは、大分県議会の議事録を見ても、とよむすめというお米でまちがいないようですが、これが調べてもこの名前のお米の品種がまったくヒットしません。そばとか大豆の品種になってしまいますね。

大嘗祭をあつかった書籍の中に、農林22号であるとよむすめ、という風にかろうじて名前が出てくるわけですが、ちょっと詳しい経緯がわかりませんでしたね。農林22号はコシヒカリの母親にあたる品種です。献上するときに、農林22号に特別に名前をつけたのではないかと推測します。

玖珠町(くすまち)でつくられたお米が大嘗祭に使われたということがアピールになって、玖珠米のひとめぼれ(3年連続特Aランク)が、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」のレストランでつかわれているそうです。令和の大嘗祭で使われる、とちぎの星とキヌヒカリもますます有名になるといいですね。

最後に


順調に、ここまではきているようですね。大田主というのは大変名誉なことらしく、平成の大田主は、節目節目の式典に招かれるなどしたそうです。地域のブランドを広めるために、その後もずっと活躍されているみたいですね。



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神戸市で組み体操やめろやめない大論争、市長が怒りのツイート! [ニュース]

事故多発の神戸市の運動会で2019年も組み体操を実施


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運動会は、春にやる地域も増えているようですが、やはり運動会といえば、秋ということで、恒例の組体操の問題が今年も起きているようです。

神戸市では、組み体操中止派の久元喜造市長と組体操継続派の神戸市教育委員会が対立しているみたいですね。大きな話題になっています。市長が、組み体操の危険性を訴えて中止を求めていますが、市教委と教育現場はまったく聞く耳を持たないようです。

市長のツイートによると過去3年間で骨折事故が123件もあり、市教委によると2019年は組み体操の事故が30件起きているそうです。8月末から9月16日までで、骨折が5件、脱臼捻挫打撲、異常なしが11件の内訳になっています。

安全のために、日本スポーツ振興センター(JSC)は、タワーは小中学校とも3段以内、ピラミッドは小学校3段、中学校で4段以内という基準を示しているみたいですが、どうしてもより大きいものにチャレンジする傾向があるみたいですね。

全国の組み体操の事故件数について


組み体操の事故件数は多いですね。日本スポーツ振興センター(JSC)の災害共済給付医療費支給件数が参考になるようです。過去5年でみると、2014年が8592件、2015年が8071件、2016年が5271件、2017年が4725件、2018年が速報値で4146件となっています。

2015年と2016年の間で大きく減少しているのは、組み体操の事故が大きく扱われて、自治体や学校が、けがの予防に取り組んだことが影響しているみたいですね。ただし、これは、JSCの給付金を受けた数なので、潜在的な事故件数はもっと多いかもしれないということですね。

組み体操のピラミッドは、身長と体重のミスマッチがあって、土台の大きさを合わせると、やせた大きい子どもの上に、太っちょカウボーイが一つ、二つと乗っかっていくということがおこりえます。体重であわせると土台の安定が悪くなって崩れやすくなります。基本的に危ないですね。

タワーは、歩幅を調整すれば高さが調整できますから、まだましかもしれませんね。それでも危険なことには変わりないようですが。

組み体操をする意味とは


疑問なのは、これだけ事故が多いのにどうして組み体操に固執しているかということですね。学習指導要領にはないといいますから、学校単位の独自の取り組みのようです。

協調性、団結力、ピラミッドを完成させたときの達成感を子どもたちに味あわせることができるというのが先生側の考えで、もうひとつはPTAなどがやめないでくれというような保護者側の考えがあるみたいですね。

組み体操の巨大化


組み体操も派手になって十段ピラミッドなるものがあるみたいですね。140人近くが参加してひとつのピラミッドをこしらえるようです。高さが7m、三階建ての建物と同じ高さになるそうです。ある研究によると、中央付近の土台になる子供たちには200kg近い負荷がかかっているみたいですね。

この200kgという重さは、江戸時代の拷問で正座した太ももの上にのせる石の重さに匹敵するということで話題になりました。

組み体操のようなお祭り


タワー系のものは、お祭りでありますね。日本だと愛媛県今治市の継ぎ獅子、世界だとスペイン、カタルーニャ地方の人間の塔が有名です。土台は大人がやっていますね。子どもが参加するものは、体重の軽い子どもが一番上というように安全性がちゃんと考慮されて設計されています。

組み体操問題をどう解決するか


組み体操は先生たちがやって、先生の頑張っている姿をみせるのがいいかもしれません。子どものときに、大人が必死になって努力している姿をみるのは非常に大きな意味があるように思いますね。大人は、体力的に問題もないですし、先生たちのチームワークをみて保護者も安心できると思います。

とはいっても、運動会の主役は子どもたちですから、子どもたちがやることを前提にして考えると、体力面に割り振っている部分を芸術面に振り分けるのがいいかもしれませんね。

たとえば、カシオペアという技は、見栄えもするし好評のようです。協調性や団結力や達成感は、ちゃんと味わえると思います。保護者にも喜ばれるような気がしますね。

まあでも、今の時代はクレームを入れるのが簡単な時代になっているので、どちらにしても批判を浴びるかもしれません。今までやってきたことを変えていくのは大変なパワーがいるでしょうね。そのままにしておいてやり過ごすという選択もわかるような気がします。


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付け人暴行事件の貴ノ富士へ事実上の引退勧告、2度目の不祥事 [スポーツ]

貴ノ富士の暴行事件の内容とは


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大相撲の西十両5枚目貴ノ富士(22)が、再び問題を起こしてしまいました。8月31日に、付け人の新弟子が、挨拶をせずに自分より先に風呂に入ったことに立腹し、右手の拳で殴ってしまったということです。

付け人には、自分の身の回りの世話をしてもらうだけではなく、かれらが一人前の力士になれるように指導して育てていく役割ももとめられるので、そこはグッとこらえて説教をするというところでとどめるべきでしたね。

問題行動がほかにも発覚


前の師匠の貴乃花の時、貴公俊(たかよしとし)のしこ名だった時にも暴行事件(去年の3月の春場所中に付き人を殴打。9日目から休場。そして5月の夏場所は出場停止の処分を受けました。)をおこしているので、今回で2回目になります。

この問題とは別に、差別的な発言をしていたことも明らかになりました。付け人を障がい者と呼んだりしていたそうです。ニワトリ、ヒヨコ、地鶏という名前をつけて、「コケ」と返事するように強要もしていたみたいですね。

事実上の引退勧告へ


前回は、若気の至りということで温情処分にしてもらっていたのに、恩を仇で返す形になってしまいました。日本相撲協会の定例理事会で、自主引退を促す決議がなされたということです。貴ノ富士は、スポーツ庁へ適切な措置を望む上申書を提出していましたが、世論の擁護も今回はほとんどなく、協会の処分が軽くなることはありませんでした。事実上の引退勧告は、やむをえませんね。

自主引退しなければ、協会の規定により、引退勧告、懲戒解雇といったより重い処分が科されるみたいですね。貴ノ富士は、処分が不当だとして、27日に会見を開くようですが挽回は難しいような気がします。

最後に


貴ノ富士と双子(一卵性双生児)の弟の貴源冶(たかげんじ)の兄弟は、中学時代にNBAウィザーズの八村塁とバスケットボールの試合で対戦したこともあるそうで、8月には、男子バスケ日本代表の国際親善試合アルゼンチン戦の試合後に、対面も果たしていました。

同級生ですし、これからお互いに飛躍して、スポーツ番組やバラエティ番組などで共演をしたりするんじゃないかなあ、と楽しみにしていましたがかなわぬ夢となりそうです。

貴源冶も、新弟子に対してパワハラまがいの悪質指導をしていたことが発覚し、けん責処分をされました。二人とも体格がよく、入門時から将来を嘱望された力士でした。せめて弟の貴源冶は、相撲界にいるうちに何とか更生してもらいたいと思いますね。


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