いきいき茨城ゆめ国体の文化プログラムにeスポーツを採用



茨城県はeスポーツの普及に積極的に取り組んでいて、いきいき茨城ゆめ国体・いきいき茨城ゆめ大会の文化プログラムとして、全国都道府県対抗eスポーツ選手権が開催されます。(10月5日~10月6日)

これはすばらしい取り組みだと思いますね。eスポーツは、性別もLGBTも関係なく、年齢も関係なく、車椅子にのっているような人でも、全く同じ条件でプレーできるユニバーサルスポーツにもなりえます。この点は既存のスポーツに比べて圧倒的に優位な部分ではないでしょうか。

全国都道府県対抗eスポーツ選手権の競技種目は?


競技種目は3つあって、日本各地で予選大会が行われ、続々と出場者が決まっていますね。グランツーリスモSPORT(少年の部と一般の部)、ぷよぷよ(小学生の部と一般の部)、ウイニングイレブン2019(少年の部とオープンの部)となっていますね。

予選の日程を確認すると、8/24(土)というのがあるので、8月ですべての代表が出揃うのではないでしょうか。

茨城県がeスポーツの選手や指導者の育成拠点を設置へ


茨城県では、水戸市の県民文化センターの中に、eスポーツの選手や指導者の育成拠点を設ける方向で検討していることが分かりました。

今年度中の開設を目指し、今月30日に始まる定例県議会に提出する補正予算案に、整備に必要な費用としておよそ2000万円を盛り込む方針だそうです。NHKより

eスポーツとは


一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)によると、eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」のことで、広義には、電子機器を用いて行う娯楽、競技、スポーツ全般を指す言葉であり、コンピューターゲーム、ビデオゲームを使ったスポーツ競技のことをいいます。

eスポーツを見た感想


ゲームだから、一見すると遊んでいるように見えますが、それを競技に置き換えるわけですから全く違うものになりますね。プロゲーマーの日常を映したテレビ番組を見たことがありますが、同じコマンドの入力を繰り返し繰り返し練習したり、プロが一ヶ所に集まって合宿のようなことをしていたり、ストイックでしたね。

野球選手、サッカー選手、囲碁将棋のプロ棋士、と変わらない印象を持ちました。世界大会の動画を見ると、世界中の人たちが、かれらのプレーを見て大熱狂していました。

日本は、せっかくゲーム大国なのに出遅れているような気がします。国際eスポーツ連盟の本部は韓国にありますからね。本来は、ルールを作る側にいてもおかしくなかったように思います。

海外のeスポーツ


海外では、予選参加者4000万人、賞金総額108億円のフォートナイト(Fortnite)世界大会が開かれ、その高額賞金に度肝を抜かれました。ソロ部門の優勝者(16歳の少年)は、賞金3.2億円、デュオ部門の優勝者は、それぞれ1.6億円を獲得しました。

テニスのウインブルドン大会と同じ水準まできているようです。これからeスポーツの規模がますます大きくなるので、日本国内でも積極的に推進してほしいですね。