台風6号(ナーリー)、台風の呼び方にはなんと140の別名があった! [季節]
台風委員会が名前をつける
台風には名前がついているようです。「台風委員会」が名前をつけるようですね。これは、14の国及び地域、日本、香港、ラオス、フィリピン、中国、韓国、タイ、カンボジア、マレーシア、ベトナム、マカオ、北朝鮮、シンガポール、アメリカ合衆国で構成される国際機関です。
各国が用意した名前を足すと全部で140あります。1番のダムレイ(カンボジアで象)から140番のサオラー(ベトナムで幻の珍獣の名前)まで。1番から順番に台風に名前をあてていき、140番までいくと1番に戻ります。
今ちょうど日本に来ようとしている台風は、39番目のナーリー(韓国で百合)となっています。この次の台風は40番目のウィパー(タイで女性の名前)になりますね。
台風に名前をつけるルールは?
名前をつけるルールは、アルファベットで9文字以内、企業名、商品名など利害関係の生じるものは使えないとのことですね。あとは発音がしやすいもの、他言語で変な意味にならないことというのもありますね。
韓国がもっこり(ネックレス)とつけるのはNGでしょうね。と思ったら、商標登録されているではないですか。もっこりもモッコリも。発展系で、岩手健康しいたけモッコリくん。
変な意味でNGになることはありませんでした。気のせいでしたね。
日本が担当している台風の名前は?
日本が、名前を担当するのは10コ。星座の名前をつけています。天秤座、ヤギ座、ウサギ座、カジキ座、冠座、クジラ座、コグマ座、コンパス座、トカゲ座、ハト座になっています。
気象庁によると、自然の事物で親しまれているからというのが星座にした理由だそうです。
関係国で大きい被害を出したものは交代するそうです。過去にあったワシ座、コップ座はフィリピンで大きな被害を出したのでハト座、コグマ座にそれぞれ交代していますね。
台風の名前が定着しないのは?
この名前呼びは、国際的な場所では使っているようですが、国内で定着しないのはなぜでしょうかね。縦断するし、横断するし、被害が広範囲に及ぶからでしょうか。台風コグマ、台風ウサギ、台風ハトっていうのも命名する時点で名前で呼ばれる気がないのかもしれませんが。
ダムレイが、猛威を振るっています、タラスがゆっくり北上しています、なんていうと怪獣が襲来しているような雰囲気がしますね。
いろいろ考えると、無機質な○号としておいたほうがいいのかもしれませんね。