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U-18侍ジャパン、W杯で無念の5位に終わる、今後の課題とは [スポーツ]

スーパーラウンド2勝3敗の5位で終わる


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第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップで優勝を目指していたU-18侍ジャパンが5位に終わりました。決勝戦は、台湾が大会5連覇を目指したアメリカを2-1で破り優勝を果たしました。日本は、奥川、佐々木の超高校級のピッチャーを擁しながらチームとしてパッとしませんでしたね。

国際大会の課題について


高野連の政治介入で、いきなりバッシングを浴びたりとメンタル面で悪影響があったことは否めませんが、いろいろと課題があるみたいなので議論になっていることをみていきたいと思います。

選手選考の偏り


選手の選考は大丈夫かという声は、大会前から多く聞かれましたね。まず、甲子園優勝校の履正社から一人も選ばれませんでした。過密日程を意識して投手を9人も用意していましたね。内野手7人のうち、所属高校でショートを守っている選手が6人ですべて左打者、外野手は2人しか選んでいませんでした。

センスのある選手たちですから、急造でも問題ないという判断だったみたいですね。結果的には、守備のほころびが目立ち、韓国戦やオーストラリア戦で負ける原因になりました。

日下篤(技術・振興委員会委員長)、小枝守、前田正治(以上同副委員長)、永田裕治(同委員)、渡辺元智(横浜元監督)、小倉全由(日大三監督)、西谷浩一(大阪桐蔭監督)で構成される、高校日本代表の国際大会における対策を考えるプロジェクトチーム(PT)が選考にあたったそうです。

高校野球を知り尽くしたそうそうたる面々が選考にかかわっているみたいなので、素人が思う以上にいろいろと練られていたのかもしれませんが、最後まで野球ファンの評判はいまひとつでした。

監督を元プロ選手にすればいいのではという意見もあるようですね。U-12侍ジャパンの仁志、前U-15侍ジャパンの清水、カルリプケン世界少年野球U-12の元木と元プロが指導する機会も増えています。元ヤクルト古田の監督待望論もでているみたいですね。早い時期に一流選手の指導に触れるのもいいかもしれませんね。

金属バットの弊害


金属バットは、スイートスポットが広いので芯に当たらなくても打球が飛びます。金属バットも改良が進んで反発力が上がっているそうです。くわえて、高校生も筋力トレーニングを積極的に取り入れるようになって、力任せに振り回す選手が増えているみたいですね。

ライナー性の打球速度は、150kmを超えるようになっているといいます。これは、トラックマンで計測できるので間違いない数字でしょうね。木製のバットは、芯に当たらないと本当に飛ばないみたいですね。大会を通じて貧打に苦しみました。少しいい投手が出てくるとてんでだめでしたね。

高校生が、プロに入って打撃に苦しむのはこのバットの違いが大きいといわれています。

イチロー選手などは、木製バットの中でも芯の部分が小さいものを使用していたそうです。それで、クリーンヒットを打っていました。わざと芯を外して内野のいやらしいところに転がすという卓越した技術も持ち合わせていたそうです。

外国の高校生は、木製バットだったり、反発力がすくなく飛びにくいバットを使っているそうです。普段の実力が、発揮しやすいということがいえますね。

甲子園では、打球の速度が上がりすぎて、あわやという事故もおこりましたから、バットの対策はいそがないといけないでしょうね。

球場の違い


海外の国際大会で使われるのが天然芝の球場が多く打球の処理に苦しむということも毎回言われますね。普段からずっと土のグランドで練習しているので、一朝一夕に対応できないらしいです。打球が転ばない、はねない、ということがあるそうです。

これは、プロの場合も国際大会で負けたときに言われますね。マウンドの固さも同様です。うまいのだから、環境に左右されずにやれそうですが、それは素人考えで繊細な部分があるみたいですね。

最後に


甲子園大会は、ホームランが多いほうが盛り上がります。飛ぶボールを使っているのではないかという疑惑ももたれるぐらいに、ホームラン数が増えたこともあります。甲子園の人気はあがっていくのに、国際大会でなかなか結果が残せません。甲子園が終わってからチームを召集するので、連係プレーなどのチームの熟成が進まないといった日程の問題も課題として挙げられています。

国技と称する野球です。国際大会の成績が悪いとだんだんイメージが下がっていくので、男子バレーみたいなアイドル化路線の道を歩むことがないように改革をしてもらいたいですね。


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