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マダニ感染症SFTS患者が過去..

マダニ感染症SFTS患者が過去最高ペースで増加、死亡することも [生物]

SFTS患者数が2013年以降最多に


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注)Tickの画像ですが、実際のマダニの確認には使用しないでください。
マダニが媒介するウイルスによって発熱や下痢などが引き起こされる感染症、SFTS=重症熱性血小板減少症候群を発症した患者数が、ことしは全国で92人となり、2013年に統計を取り始めてから最も多くなりました。NHKより

都道府県で見ると(20日の時点)、山口県で11人、徳島県で9人、島根県、長崎県、宮崎県、鹿児島県が8人、広島県が7人、など西日本で多く被害がでているみたいですね
SFTSのウイルスに感染すると、6日から2週間の潜伏期間を経て、発熱や嘔吐、下痢、出血など多くの症状がでる。SFTSは致死率が6~30%と高いが現時点で有効な薬剤やワクチンはない。
引用元:日本農業新聞

マダニとは


マダニは、世界中にいるそうです。その中で、日本にいるのは5属47種だそうです。マダニ科マダニ属のヤマトマダニという具合ですね。
マダニは山林や草むら、ヤブなどに生息しており、生息場所に近づいた動物や人に寄生し吸血します。マダニの体長は、種類にもよりますが、成ダニでは吸血前で3~8ミリメートル、吸血後は10~20ミリメートル程度です。引用元:東京都福祉保険局

幼ダニ→若ダニ→成ダニという成長過程で、そのれぞれの過程で1回以上、生涯で3回以上血を吸うそうです。最悪ですね。

マダニが媒介する感染症


マダニが媒介する感染症としては、日本紅斑熱(リケッチア)、Q熱(リケッチア)、ライム病(スピロヘータ)、ボレリア症(細菌)、野兎病(細菌)、SFTS=重症熱性血小板減少症候群(フレボウイルス)、ダニ媒介性脳炎 (フラビウイルス)、キャサヌル森林病(フラビウイルス)クリミア・コンゴ出血熱(ナイロウイルス)などがあるそうです。※()内は病原体の種類

マダニは、ギザギザ歯のついた口吻(こうふん)をずぶっと皮膚に差し込んで体を固定し、血を吸います。動画を確認しましたが、結構がっつりくっついていますね。つまんで引っ張っても簡単に取れない感じです。

これを取る際には、マダニの口が皮膚の中に残さないように取らないといけないそうです。残っていると、そこから悪化する場合があるみたいですね。

簡単には取れないので、くぎ抜きみたいな形をしたマダニ取り器具というような商品もありますね。ただし、刺されたらすぐに病院に行ったほうがよさそうです。

最後に


YouTuberの動画を見ていたら、どんな人間でもどうせ死ぬんだ、どんな生き方をしたって結局致死率100%というようなことを歌っていました。そうだとしても、山の中に入ってマダニに刺されて気分が悪くなってそのまま死んでしまうコースはできれば避けたいところですね。

そういえば、山で見かける人は、どんなに暑くても長袖長ズボンで作業しているようなきがします。1人で山に入らないとか、注意してみるといろいろなことがヒントになるのではないでしょうか。

いやでも、「沸騰ワード10」でおなじみの静岡のタケノコ王は派手なピンク色のランニングシャツだったような気が。。。

何かしらの対策はなされているということにしておきましょう。




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