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東京オリンピック柔道日本代表選..

東京オリンピック柔道日本代表選考レースが大混戦!代表内定は0名 [スポーツ]

柔道のグランドスラム大阪大会で代表選考


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※グランドスラム大阪大会の画像ではありません。

11月22日(金)から柔道のグランドスラム大阪大会がはじまりましたが、東京オリンピックの柔道日本代表をめぐって激しい争いが起きているようですね。

テレビのバラエティ番組やCMでよく見かけた阿部一二三(日体大)も出場できるかどうかわからないぐらいに、実力が伯仲して大変なことになっているみたいです。

東京オリンピックの柔道の階級について


柔道の階級は男女7階級ずつあります。男子は、60kg級、66kg級、73kg級、81kg級、90kg級、100kg級、100kg超級の7階級。

女子は、48kg級、52kg級、57kg級、63kg級、70kg級、78kg級、78kg超級の7階級になっています。

これに、東京オリンピックから男女混合の団体戦が初めて採用されるそうです。男子が73kg級、90kg級、90kg超級、女子が57kg級、70kg級、70kg超級の6人でチームを組みます。今夏の世界選手権でも男女混合の団体戦があって、見事金メダルを獲得しました。

柔道日本代表の選考について


柔道の代表選考もなかなかシビアになっていますね。日本は開催国なので男女7階級14人が出場できますが、日本以外の国の選手は、出場枠を獲得するところからはじまるみたいですね。IJF(国際柔道連盟)ワールド柔道ツアーの国際大会(世界選手権、ワールドマスターズ、グランドスラム、グランプリ)で、ポイントを獲得していって、安定した成績を残し続けないといけないようです。

日本の柔道は、お家芸といわれるだけあって、日本代表に選ばれること自体が相当難しくなっています。

まず、IJF(国際柔道連盟)ランキングシステムによるオリンピック出場資格(世界ランキング18位以内など)を有すると見込まれる選手を選考の対象としています。

三段階にわけて代表を内定


日本代表の選考は、三段階に分かれているそうです。まず2019年の世界選手権優勝者は、今回のグランドスラム大阪大会で優勝し、試合後に開かれる全柔連(全日本柔道連盟)強化委員会で出席者の3分の2以上が賛成すれば代表内定をします。

該当する世界選手権優勝者は4名で、男子66kg級の丸山城志郎(ミキハウス)は、7分27秒の激闘の末、ライバルの阿部一二三(日体大)に敗れたために内定は持ち越されました。男子73kg級の大野将平(旭化成)はケガのために出場を回避。

女子52kg級の阿部詩(日体大)は、決勝で惜しくも敗れたために内定は持ち越されました。女子78kg超級の素根輝(環太平洋大)は、24日に優勝すれば内定は間違いないでしょうね。

ここで内定が決まらなければ次に、ワールドマスターズとグランドスラム2大会の成績を考慮して、全柔連(全日本柔道連盟)強化委員会で出席者の3分の2以上が賛成すれば代表に内定をします。

最後に、ここまでの2段階で決まらなかった階級に関しては、全日本選抜体重別選手権(2020年4月)終了後の全柔連(全日本柔道連盟)強化委員会で出席者の過半数が賛成すれば代表に内定をします。選考結果が同数の場合には、強化委員長の決定にゆだねられます。

全柔連の資料によると、選考に際しては、最も金メダル獲得が期待できる選手を念頭に置いているみたいですね。選考対象大会の順位だけではなく、トーナメントの組合せや対戦相手などを大会ごとに評価し傾斜配点する国内ポイントシステムを代表選考の参考資料とするそうです。2年間(直近の1年間100%、その前の1年間50%)でみるようですね。

最後に


男子の66kg級が最注目になりますね。男子日本代表の井上康生監督によると、丸山がまだ選考レースでリードしていると答えているようですが、今後の成績次第では阿部にもチャンスはあるのではないでしょうか。

他の階級も、世界ランキングの上位者が複数いる階級が揃っているので、代表争いも混沌とするでしょうし、柔道からしばらく目が離せませんね。


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