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インフルエンザが9月から流行の兆し、その原因と予防策を学ぶ [ニュース]

9月なのに全国各地でインフルエンザが流行か


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子どもたちの夏休みも終わって、一段落着いたところで、インフルエンザが早くも各地で流行の兆しをみせているようですね。東京、山梨、愛知、鹿児島、すでに学級閉鎖になったところもあるみたいです。

9月のこの時期に、インフルエンザの話題が出てくるのはきわめて異例みたいですね。沖縄にいたっては、冬以外に10年ぶりにインフルエンザの警報が発令されていて大変なようです。

インフルエンザの流行について


東洋経済によると、インフルエンザといえば冬に流行するイメージがありますが、夏に流行する場合もあるみたいですね。通常インフルエンザは、冬の北半球で流行すると、次は冬の南半球で流行するみたいです。緯度を南北で行ったり来たりするようです。間にある、熱帯、亜熱帯の地域は半年に一回流行するそうです。

外国人観光客の増加により流行時期に変化が生じた可能性


それが、最近になってこうした状況に変化が生じているそうです。どうやら訪日外国人観光客4000万人を目標、といったインバウンド政策の影響があるみたいですね。たとえば、日本とオーストラリアだと7月~8月で数万人単位の人の行き来があるそうです。

そうすると、冬のオーストラリアでインフルエンザのウイルスに感染した人が、夏の日本にウイルスを持ち込んでしまうということがあるみたいですね。

今ちょうど、ラグビーのワールドカップが日本で行われていて、ラグビーの強豪国が日本に集合しています。オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、こうした国々は南半球にあります。そして、選手たちを応援するために日本にたくさんのファンが訪れます。人々の交流が増えることはいいことですが、感染症だったりそういうものが増える可能性もあるみたいですね。

マスクについての最新の研究結果


インフルエンザの予防には、マスクがよさそうですが、アメリカ疾病管理予防センター(CDC)の研究者が、3000人近い医療従事者をつかってある実験をしたそうです。普通のマスクとN95マスク(固体の粒子を95%以上フィルターで補足する高性能のマスク)を無作為につけさせて予防効果を検証したところ差異がなかったみたいですね。

N95マスクは、フィットテストなる過程もへて、完璧な状態で密着させているのにインフルエンザの感染を防げなかったみたいです。ただし、この検証結果をもってして、マスクをしないほうがいいという結論にはなっていないようです。

インフルエンザの予防について


ニュースに出てくるお医者さんは、口をそろえて、うがい、手洗い、十分な食事と睡眠(規則正しい生活)、マスク、このあたりにしっかり気をつけようって言っていますね。

咳やくしゃみの飛沫による感染を防ぐ、「咳エチケット」なるものもあるそうです。厚生労働省HPによると、1.マスクを着用する。2.ティッシュ・ハンカチなどで口や鼻を覆う。3.上着の内側や袖で覆う。これを特に電車や職場、学校など人が集まるところで実践することが重要なのだそうです。

感染を予防するためにはワクチンの接種をするのが一番いいみたいですね。ワクチンの接種は10月になってから始まるというような地域もあるみたいなので各自でちゃんと調べる必要がありそうです。

自分のことはなんとか気をつけますが、赤の他人の健康にも気を配るという視点も持っておいたほうがよさそうですね。


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長野県でユウガオを食べた4人が食中毒に、ウリ科植物について学ぶ [ニュース]

長野県でユウガオを食べて食中毒に


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長野県は22日、ウリ科のユウガオの実を食べた、茅野市と松本市の40~80代の男女4人が食中毒を発症したと発表した。全員快方に向かっているそうです。

県によると、18日にスーパーでユウガオを購入し、19~20日に調理して食べた5人のうち、4人が嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒の症状を訴えていました。毎日新聞より

ユウガオとは


ユウガオはウリ科の植物です。煮物にしたり漬物にしたり、かんぴょう(干瓢)にして食べていますね。ユウガオの実を細くスライスして乾燥したものがかんぴょうです。よく巻き寿司の中に入っていますね。かんぴょうは、ほとんどが栃木県で作られているそうです。

ユウガオによる食中毒の原因について


長野県は、7月ごろにもユウガオの食中毒のニュースがあったみたいですね。長野県の健康福祉部食品・生活衛生課が、5月ごろから長野県民に注意を呼びかけていますので、それを見ながら簡単にまとめていきたいと思います。

通常は、まったく問題なく食べられるみたいですが、ごくまれに、大変苦味の強いユウガオがあるそうです。この苦味の正体は、苦味成分の「ククルビタシン類」によるものだそうです。

この大変苦味の強いユウガオを食べてしまうと唇のしびれ、吐き気、嘔吐、下痢などの食中毒の症状がでるみたいですね。

野菜などを栽培するときに接ぎ木という方法があります。病気や害虫を防ぐ目的で、育てたい野菜と、丈夫なほかの野菜(台木)をくっつけます。ユウガオは、スイカなどを育てる際の台木として使われるそうです。

たまに、ユウガオのつるがでて育ち、実ができるみたいですね。この台木からとれるユウガオは、危ないみたいです。

同じウリ科の植物で食中毒になるケース


観賞用のひょうたん、へちま、同じくウリ科のきゅうり、かぼちゃ、ズッキーニ、メロンなども苦くなるケースがあるみたいですね。その場合は、おなじく「ククルビタシン類」が含まれている可能性があるので食べないほうがいいそうです。

苦いといえば、その代表格がゴーヤですね。ゴーヤにもククルビタシンが含まれているそうですが、ゴーヤのあの苦味を演出しているのは中毒性のないモモルジシンというまた違う成分になるみたいですね。

良薬は口に苦しの故事成語が食中毒を防げない原因か


ユウガオの食中毒になった人に、聞き取り調査をしてみると、良薬は口に苦しと口にしながら、パクパク食べてしまったというようなケースもあるみたいです。

良薬は口に苦し、という故事成語が邪魔をしているかもしれませんね。有名な故事成語ですけれども、本来の意味は、どうもその続きがあるみたいですね。

良薬は口に苦しとは


そもそもの出典は古い中国の書物に由来します。孔子の言動や門人との問答・論議を記録した『孔子家語(こうしけご)』や、前漢時代に劉向があらわした君主を訓戒するため逸話を列挙した教訓的な説話『説苑(ぜいえん)』に、「良薬苦於口、而利於病、忠言逆於耳、而利於行」という記載があります。つまり、孔子が言うのには「よく効く薬は苦いが、よく病気を治す。真心から諌めた言葉は、快く聞き入れ難いものだが、有益である。」という意味です。
引用元:くすりの博物館 良薬は口に苦し(2006.03.10)


良薬は口に苦しというのは、諫言(かんげん)を聞き入れたほうがいいですよ、ということに主眼が置かれているみたいですね。

昔ながらの良薬は本当に苦かった


最近の薬は、甘くておいしい味がしますが、昔ながらの胃薬などは苦いみたいですね。これらの胃薬は、ミカン科のキハダという木の樹皮を乾燥させた生薬が主成分になります。黄檗(おうばく)といって、苦味があるそうです。この黄檗にゲンノショウコ、センブリ、ガジュツ、リンドウ、などの生薬をあわせるようですね。

この手の薬の歴史は古く、木曽御嶽(おんたけ)の百草、大山の練熊などいろいろと有名な薬があるみたいですが、たとえば奈良の陀羅尼助(だらにすけ)という胃薬は、大化の改新の時代にまでさかのぼるみたいですね。藤原鎌足の腹痛を治したそうです。

一説によると、開発したのは、修験道の創始者である役行者(えんのぎょうじゃ)といわれているみたいですね。これが、1300年以上たった今でも売られています。

歴史が長いのでエピソードも豊富にありますね。銭谷小角堂のHPによると、ヘボン式ローマ字の創始者であるヘボンが作った日本で最初の和英辞典『和英語林集成』(1867)には、「陀羅尼介」が、「Daraniszke or daraszke, ダラニスケ, 陀羅尼介 A kind of bitter medicin.」とでているそうです。

「だらすけ(陀羅尼助)は腹よりはまず顔に効き」と江戸時代の川柳にも登場するようですね。

最後に


苦いメロンは、腹に悪し

こういうのが、わかりやすくていいかもしれませんね。ウリ科の苦いものは食べるのをストップする。メロンは甘くて美味しいので、風評被害になる心配もすくないのではないでしょうか。


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9月23日から二十四節季の秋分です [季節]

秋分と七十二候について


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春分と同じく、昼夜の長さが同じになるのが秋分になります。この日を境に、日は弱く短くなり、少しずつ冬へと近づいていきます。

国立天文台のHPによると、日本の祝日を定めている「国民の祝日に関する法律」によれば、秋分の日は「秋分日」を採用するとされているそうです。

太陽の通り道を「黄道」というそうです。また、地球の赤道を天にまで延長したものを「天の赤道」というそうです。黄道と天の赤道は、2点で交わり、その交点のうちの一方を「「秋分点」と呼ぶのだそうです。

そして、太陽が秋分点の上を通過する瞬間が「秋分」と定義され、「秋分」を含む日のことを、「秋分日」と呼ぶみたいですね。

七十二候について


七十二候は、ちょうどこの時期を3つに分けています。
初候が、雷乃収声(かみなり、すなわちこえをおさむ)夕立のころに鳴っていた雷が収まるころ。力強い入道雲が消え、澄んだ秋空に穏やかな鰯雲が広がります。

次候が、蟄虫坏戸(むし、かくれてとをふさぐ)寒さが少しづつ増し、元気に飛び回り鳴いていた虫たちが、巣篭もりの仕度をはじめ、土にもぐっていきます。

末候が、水始涸(みず、はじめてかるる)収穫の秋も最盛期を向かえ、どの田んぼからも水が抜かれて涸れる時期。稲穂が風になびく美しい風景が各地で見られます。にっぽんの七十二候より

秋の彼岸について


ちょうどこの時期に、秋の彼岸があります。秋分の日が、彼岸の中日にあたります。前後の3日ずつを合わせた7日間を彼岸といいます。

彼岸は、先祖供養の日にあたるそうです。もともとは仏教の言葉で彼岸が仏様の世界で、その反対に此岸(しがん)というのが人間の世界だそうです。

お墓参りをし、仏壇におはぎを供える習わしがあります。秋分の日も、祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ日、と規定されているようですね。

秋の彼岸といえば、彼岸花が知られていますね。よく田んぼのそばに植えてあるみたいですが、それは昔ながらの農家の知恵でモグラよけの意味もあるみたいですね。彼岸花の毒性をモグラが嫌がるそうです。

彼岸花の別名は、曼珠沙華(まんじゅしゃげ)といいます。山口百恵の歌にもありますね。あちらは、曼珠沙華(まんじゅしゃか)と読むみたいですね。サンスクリット語の読み方になるようです。

秋の社日について


秋の社日は、秋社(しゅうしゃ)ともよばれ、秋分にもっとも近い戊(つちのえ)の日で、田んぼの神様が山に帰る日とされているみたいですね。自分の生まれた土地を守っている産土神(うぶすながみ)に感謝のお参りをするそうです。

最後に


秋分の日は、もともと秋季皇霊祭がおこなれる大祭日(たいさいじつ)でした。戦後、GHQが祭日を嫌ったということもあって、当時の祝日を作った人たちが、苦心して祝日の中にいくつかの祭日をもぐりこませたという話を聞いたことがあります。

ですから、いまでも秋分の日には、秋季皇霊祭(秋分の日に、天皇が皇霊殿で歴代の天皇・皇后・皇親の霊をまつる儀式。コトバンクより)がおこなわれます。毎年、総理大臣や閣僚などが参列しますが、河野防衛大臣が、御下賜品(ごかしひん)の和菓子の画像をツイッターで紹介していましたね。なかなかお目にかかれないレアな情報ではないでしょうか。


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宮崎県延岡市で竜巻が発生か、竜巻について学ぶ [ニュース]

延岡市で竜巻が発生か、被害が出た模様


延岡市には、22日の6時半前から継続的に竜巻注意情報が出されていました。気象庁は、午前9時7分に、延岡市を含む宮崎県北部平野部で竜巻などの突風が発生したとみられると発表しました。延岡駅構内では、鉄塔が途中から折れ曲がるように倒れているほか、貨物コンテナが飛ばされてしまいました。NHKより

竜巻について


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注)延岡市の画像ではありません。
竜巻というとあまりなじみがないのですが、気象庁のHPを見ながら、竜巻についての情報を簡単にまとめていきたいと思います。日本では、年間25個ぐらいが発生しているそうです。90年に一度遭遇するかどうかという確立らしいですね。

ただし、日本で起こった竜巻の被害は、家屋の倒壊や半壊をともなって死者がでることもあるので油断は禁物のようです。

竜巻発生注意報と竜巻発生確度ナウキャスト


竜巻がいつ発生するかどうかは、ある程度の予測ができるみたいで、竜巻発生注意報というものがだされます。また気象庁のHPで竜巻発生確度ナウキャストというものを見ることができます。

発生確度1、発生確度2というような情報が出されていて安全確保の助けになっています。この情報も、予報の賞味期限が1時間先までということで、随時の情報チェックが必要になるみたいですね。

竜巻の風速について


竜巻というのは、突風の風速をはかるのに藤田(F)スケールなるものを用いて被害状況から風速を大まかに推定するそうです。日本で観測された最大の値は、自動車などが空中飛行するF4(約4秒間の平均で93~116m/s)だそうです。

藤田(F)スケールは、アメリカで考案されたものなので、現在では、より日本の家屋などの被害状況に対応した日本版改良藤田スケール(JEFスケール)が突風の調査に用いられているみたいですね。

自動販売機やブロック塀、鉄骨のプレハブ住宅など、身近にあるものがどうなったかで、JEF0(約3秒間の平均で25~38m/s)~JEF5(約3秒間の平均で95m/s~)まで推定できるようになっています。

突風の種類、竜巻、ダウンバースト、ガストフロント


突風には積乱雲が関係しているみたいですね。竜巻は、発達した積乱雲に伴う強い上昇気流によって発生する激しい渦巻きで、台風や寒冷前線、低気圧など積乱雲が発生しやすい気象条件に伴って発生しやすくなっているそうです。首相官邸HPより

漏斗(ろうと)雲という象の鼻みたいな雲が、空から地上に向かって伸びていって、地上に到達すると竜巻が発生することもあるそうです。竜巻の発生地点の分布図をみると海岸線沿いの平野部が多いですね。

竜巻のほかには、ダウンバースト、ガストフロントといった激しい突風をもたらす現象があるみたいですね。
積乱雲から吹き降ろす強い下降気流が地面に衝突し放射状に突風が広がる「ダウンバースト」や、積乱雲からの冷気と周囲の暖気の境界にできる局地的な「目に見える」寒冷前線「ガストフロント」
機関誌『水の文化』56号

竜巻に関係するお仕事


映画「ツイスター」の影響で、アメリカには、竜巻を車で追跡する職業もあるみたいです。写真を撮ったり、観光客に見せたり、テレビでもたまに放送されていますね

日本にも、こうしたストームチェイサーと呼ばれる人がいるみたいですね。写真家の青木豊氏が第一人者で、ツイッターにも迫力のある写真や映像をたくさん紹介しています。

ダウンバースト、ガストフロントの映像もアップロードされていて、そこには、日本の空とは思えないような不気味な世界が広がっています。興味のある人は確認してみてください。

最後に


天気というのも想定外のことがおきるので、常に情報収集しておかないといけませんね。場合によっては、安全な場所に避難することで、運良く身を守ることができるかもしれません。

ネットの時代なので、料理の味付けにしてもそうですが、だんだんと情報が平均化されていきますね。天気もしかり。ただ、その土地、その土地で地形などの条件が異なるので、気をつける必要があるかもしれません。

観天望気というような言葉もあって、各地で天気に関する伝承のようなものがあるそうです。そういうのも詳しく知っておくといいかもしれませんね。

続報 延岡市の突風は竜巻と認定される


今回の竜巻で、住宅や店舗など483棟が被害を受け、飛んできたガラスの破片などで18人がケガをしたそうです。宮崎地方気象台が現地調査に向かいました。

2日間かけて住民に聞き取りをし、被害状況を確認し、竜巻の渦が動画で撮影されていることもあり、24日に竜巻と認定されました。風速は、日本版改良藤田スケール(JEFスケール)のしたから2番目のJEF1(約3秒間の平均で39~52m/s)に推定されました。

竜巻は、約8kmに渡って縦断したようです。気圧の関係か竜巻が近づいてくると耳鳴りがするみたいですね。

2006年の台風13号に伴って発生した延岡竜巻と発生場所が近く、コースも似ているそうです。9月22日の延岡竜巻も、台風17号に伴って発生しているので、いろいろと解明されるといいですね。


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早ければ2020年の4月から日本全国の店舗でレジ袋の有料化を義務付けへ [環境]

レジ袋の有料化を義務付ける方向へ


レジ袋の有料化をめぐっては、国は早ければ来年4月から義務化する方針を示していますが、環境省と経済産業省は導入に向けた骨子案をまとめたそうです。「容器包装リサイクル法」の省令を改正して原則としてすべての店でプラスチック製の袋を有料化するよう義務づけ、価格についてはそれぞれの店が設定するとしています。一方、魚や肉製品などを入れる薄い小さな袋は、衛生面からも必要だとして有料化の対象から除外するとしています。NHKニュースより

レジ袋の年間消費量は?


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日経新聞によると、推定450億枚。東京新聞によると、レジ袋の年間使用量は300億枚~500億枚とされるみたいですね。300億枚と500億枚では全然数字が違うのでデータとしてどうなのかと思いますが、はっきりとはわかっていないのでしょうね。自治体のHP等々いろいろ調べてみても数字がバラバラですね。300億枚というのも2002年の数字だったりしますし、結構いい加減な数字でやっているみたいです。

レジ袋をすでに有料化している店もありますが、レジ袋もマイクロプラスチックの海洋汚染の話と結び付けられるようになってきているので、いずれは、海外の一部の国と同じようにレジ袋を禁止する方向に話が進んでいくかもしれませんね。

結局、買い物にはマイバッグを持参しましょうということなのでしょうね。イオンの2018年の調査によると常時マイバッグ派はだいたい50%ぐらいみたいですね。

レジ袋とマイバッグのエネルギー消費量の違いは?


そうしたら、マイバッグのエネルギー消費量はレジ袋の何枚分に相当するかが気になりますね。

マイバッグの原料を合成繊維として、レジ袋の原料を高密度ポリエチレンとし、合成繊維は高密度ポリエチレンの2.2倍のエネルギーを使うものとします。

マイバッグが196g、レジ袋(LLサイズ)10gとすると、マイバッグはレジ袋19.6枚分に相当します。19.6枚分のエネルギーの2.2倍で、マイバッグ一枚にかかるエネルギー量はレジ袋43枚分に相当するみたいですね。トコトンハテナより

レジ袋をそのまま使い捨てにすることはないと思いますね。ゴミを入れたり、ちょっとしたものを入れて持ち運びしたり、リユースしています。この代わりになるものは、レジ袋から名前を変えたポリ袋しかない気がします。結局、同じようにお金を出して袋を買うだけですし、不便になるだけのような気もしますね。

石油が元になっていれば、何でもかんでも一緒にして話をするみたいなので、たとえば、車のガソリンもそのまま数字を出したら話ができるみたいですね。年間300億枚なら一人あたり年間300枚のレジ袋を使っています。一枚つくるのに20mlの石油を使うそうなので年間6000mlになります。だから、外出を控えてわずか6Lのガソリンを節約するのと、レジ袋を1年間全く使わないというのが同じことになるようです。

エコエコいうけれど


国が、生活の中のほうまで入って細かく細かく指導をしていくのはどうなのでしょうか。レジ袋をどんどんなくしていくとエコバッグ、このエコもレジ袋と比べて少しエコってことでしょうから、この名称も後々変えていくのでしょうかね。またこの名前を変えたものも広めないといけないですから、それを周知するのにまたキャンペーンしないといけないですね。

自治体によって、分別ゴミのルールも全く異なるものになっています。同じゴミでも、あるところでは丁寧に水で洗って燃えないゴミとして分別するのがエコ、あるところでは汚れのついたまま燃えるゴミとして捨てて燃やしてしまうのがエコ。

そしてなにより、ヨーロッパの人たちと違って、夏も冬もエネルギーを大量消費しないと生活できないような苛酷な環境にある日本が、ここまで大変な苦労をしていろいろな問題に取り組んでも、そのことが地球の環境にどうプラスになっているのか因果関係がさっぱりわかりません。

エコだエコだとするときに、テンションが下がる一番の原因になっている気がします。


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