SSブログ

7月7日から二十四節気の小暑です [季節]

小暑と七十二候について

小暑の暑は暑中見舞いの暑、だんだんと夏へ向かっていきますね。今年は、冷夏だというような予想もあるそうですがはたしてどうなるでしょうね。すごしやすい気候になるといいですね。

七十二候はちょうどこの時期を3つに分けています。

初候が、温風至(あつかぜ、いたる)風が、熱気を運んでくるころ梅雨時の南風を「黒南風」梅雨明けの南風のことを「白南風」と呼んでいたそうです。

次候が、蓮始開(はす、はじめてひらく)蓮の花が、夜明けとともにつぼみをほどいて花を咲かせるそうです。

末候が、鷹乃学習(たか、すなわちわざをならう)5~6月に生まれた鷹のヒナが、飛ぶ練習をしたり巣立ちの準備を始めるころなのだそうです。にっぽんの七十二候より

七夕について


5節句の七夕もちょうどこの時期ですね。七夕といえば織姫と彦星ですが、どんな話だったかちょっと思い出せませんでした。

わからないことをすぐにインターネットで調べることが癖になっていますが、思い出すという作業自体が、記憶力を維持するために必要なことらしいですね。がんばって思い出してみます。
syousyo.jpg
はたを織っているところを見られた織姫が、つるになって天に帰っていく。悲しんだ彦星が命をたって天に召されたものの、天の川の水量が多くて向こう岸にいる織姫のもとへ行けない。年に一回水量が下がる七夕の日だけ二人は会うことができる。なんとなく、こんな話だったような気がしています。まあ、よしとしましょう。

せっかく織姫と彦星が、年に一度会えるイベントなのですが七夕はいつも曇っていませんか?天の川が見えないですよね。いつも曇っていてワクワクしないイメージがあります。

これは、旧暦を新暦に変えたことによって時間がずれていることが原因しているようですね。旧暦のままだともう少し会えていたようです。

初めて知りましたが、七夕にはそうめんを食べる風習があるそうです。一説によると、七夕はもともと麦の収穫祭らしいですね。古代中国の話ですが、そのときにさんぺいというお餅を食べていたものが時代によって変化したそうです。

全国乾麺協同組合連合会のHPによると7月7日はそうめんの日にもなっているようですね。

土用について

この期間はいろいろありますね。7月20日ごろが土用の入りになるそうです。夏土用といいますね。土用の丑の日といえば、平賀源内がウナギ屋の広告として始めたウナギを食べる習慣が知られていますが、土用という期間は、この期間に土を掘り起こしたらダメだということらしいですね。

土の神様が怒るそうです。それだと作業をしたりするのに困るのではと思いますが、間日といってちゃんと土を掘り起こしてもいい日というのが、数日ほど設けられているようです。

土用は、実際に不吉な話をいろいろ聞きますので注意したほうがよさそうですね。

nice!(10) 
共通テーマ:日記・雑感

金沢の氷室の日とは? [季節]

石川県の金沢市では、氷室開きというのを6月30日にするそうです。湯涌温泉観光協会が昭和の終わりにはじめたもよおしらしいですね。

そして、7月1日は旧暦の6月1日にあたり、この日に加賀藩から江戸の将軍様へ氷室の氷を献上していたそうです。それにちなんで金沢では、本日を氷室の日として無病息災を願い氷室まんじゅうを食べるのだそうです。あんずやちくわを食べる家庭もあるとのことですね。
himuro.png
出典:HAB
氷室開きをするために、毎年1月の最終日曜日に雪をかき集めて、氷室の仕込みをおこない夏まで保管するそうです。

例年は、氷室の三分の一しか雪が残らないそうですが、今年は暖冬で雪が少なかったのと、5月も暖かかく雪が全部とけてしまい、冷凍庫で保管した予備のものをつかったそうです。

こういう話を聞くと、ロストテクノロジーという言葉を思い出します。昔の人の技術や知恵を再現できないってことが実際にあるそうですから、昔の人たちは、何らかの方法でちゃんと保管できてたんじゃないかって。

この「氷室の雪氷」は、これから東京都の目黒区に運ぶそうです。金沢市と平成29年に友好都市協定を結んでいる縁でこうした催しが始められたようですね。江戸時代に加賀藩の前田のお殿様が、氷を献上したことを今の時代に再現しているわけですね。

屈強な男たちが雪氷を運んでいましたが、知事や金沢市長「など」に送られるそうです。去年のニュースだと駅に運んでいるって言っていましたね。

目黒区への献上セレモニーが7月の8日。あと一週間あります。すでに駅に届けられて雪氷は移動を始めているはずです。これは、ルートを遠回りにするとか何らかの工夫をしないとすぐに到着してしまいますね。

もしも、すぐに到着していたとしたら、その行き先は東京のどこかの冷凍庫ということになりますけどそんなことはないでしょうからね。屈強な男たちが、途中から駅を降りてリレー形式で運んでいますおそらく。

もしも運ばれていないのだとしたら、見てきた順序からすると冷凍庫の中から出すときには、またもういちど氷室の中に入れて衣装を着た人が氷室の中から出さないといけないわけですけれども。

さて、雪氷はいったいどこにあるのでしょうか。


nice!(7) 
共通テーマ:日記・雑感

6月22日から二十四節気の夏至(げし)です [季節]

夏至とは?


geshi.jpg
夏至は、一年でもっとも日が長く、夜が短くなるころですね。冬至と比べると、昼の長さが約5時間も長くなるそうです。夏の盛りに向けて、日に日に暑さが増していくということになりますね。

1年で北極が1番太陽に近づく日だそうですよ。北半球が夏至なら南半球は冬至にあたるそうです。北極圏の地域は、ちょうどこのごろ白夜になるそうです。

旅行などに行かれている方のブログを見ていると、とても楽しそうですね。よい時期といえるのかもしれません。世界的に見るとこの時期には、夏至祭といって各地でいろんなイベントがおこなわれているようですね。

七十二候は


七十二候はちょうどこの時期を3つに分けていますね。
初候が、乃東枯(なつかれくさ、かえる)冬に芽を出した夏枯草が枯れていくころ。
次候が、菖蒲華(あやめ、はなさく)梅雨の到来を告げるアヤメが咲くころ
末候が、半夏生(はんげ、しょうず)半夏(からすびしゃく)がはえると田植えを終えるのが目安。

半夏生とは


半夏生は、夏至から数えて11日目にあたり、田植えを済ませた農家が休息をとる日とされているそうです。関西地方では、稲がタコの足のように八方に力強く根付きますように、という願いをこめてたこを食べる、こうした風習もあるようです。調べてみると、餅、うどん、サバ、地域によって結構いろいろあるようですね。

夏越の祓(なごしのはらえ)とは


とらやHPによると、6月30日は、夏越の祓(なごしのはらえ)または、水無月祓(みなづきばらえ)とよばれる神事が各地の神社で行なわれる日なのだそうです。

けがれを祓い清め、無病息災を祈願しながら大きな茅の輪(ちのわ)をくぐります。また、身に付いたけがれを移した人形(ひとがた)を水に流したりするそうです。

水無月(和菓子)の小豆の赤い色が邪気を祓うとされ、京都を中心に、夏越の祓(なごしのはらえ)にあわせて食べる習慣があるそうです。 

世界中でこの時期を特別に考えているのが非常に興味深いですね。
nice!(4) 
共通テーマ:ニュース

ピンク色したストロベリームーンを名乗る普通の月 [季節]

17日に、ストロベリームーンが見られるというので楽しみにしていたんですけど見るのを忘れていました。それで、一体どういうものかとネットで調べてみると、ピンク色をしているわけです。

ストロベリームーンとは?


いや、でもピンク色の月なんか見たことないわけです。いやこの日だけ特別にピンク色に見えるのかもしれない。もう少し調べますとFNNのニュースサイトを見つけました。

カトパンこと加藤綾子アナウンサーが原稿を読みます。

「なぜ、17日夜の満月が「ストロベリームーン」と呼ばれるかというと、アメリカの先住民が、季節を把握するために、各月の満月に名前をつけていく中で、イチゴの収穫時期にあたる6月の満月を「ストロベリームーン」と呼んだからといわれているんですね。」

はい、ここまではいいんです。季節の話ですよね。季節を知るために名づけている。わかりました。解決しました。問題は次なんですよね。

「実際には、月の出に赤みがかって見えることや、今の時期は、空気中の水蒸気が多いため、高度の低い月が、少しピンク色に見えることがあるそうです。」

先住民のみなさんは、そんなこといってはいないのです。季節のことを言っていますから。

ストロベリームーンのキャンペーン続く


いちごが赤い色、加工されたものはピンク色をしているから、これは名前がストロベリーだし、月がピンク色をしていることにしたほうが面白いのではないか、というキャンペーンをこぞってやっているわけです。

pino(ピノ)ストロベリームーン、期間限定発売、ストロベリームーンを見ると「恋愛運があがる」「良いことが起きる」だそうです。

画像検索をすると


Strawberryfullmoon.jpg
出典:dailystar
こうして、みんながピンク色に加工した月の画像をアップロードしていったらどうなるでしょうね。画像で検索すると、もうすでに半分以上がピンク色をしています。

どれが本当のストロベリームーンなのでしょうね。


nice!(5) 
共通テーマ:ニュース

6月6日から二十四節気の芒種(ぼうしゅ)です [季節]

二十四節気とは?


夏は昼が長く暑い、冬は日が短くて寒い。こうした太陽の動きを元にした季節の目安が二十四節気。地球が太陽の周りを一周するのを一年とし、一年を二十四分割。立春、立夏、立秋、立冬を区切りに4つの季節を設定し、それぞれの季節を6つの節気にわけ、正しく季節を把握するために使われてきた。

七十二候とは?


七十二候は日本独自に発達した暦でその季節に起こることを短い言葉で表現。あらゆる自然の変化をみんなで共有し、農作業などの暮らしの目安にしてきた。 にっぽんのの七十二候より引用

芒種の意味すること


ine.jpg
芒種の芒は(のぎ)といってイネ科植物のお米でいえば種もみの先についてる細長いひげみたいな部分のことをいうそうで、穀物の種をまく時期、田植えをすませる時期になりましたということでしょうね。

七十二候を3つに分ける


七十二候はちょうどこの時期を3つに分けていますね。
初候が、蟷螂生(かまきりしょうず)そろそろカマキリが卵からかえる。
次候が、腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)そろそろ蛍が成虫になり川辺を飛び回る。
末候が、梅子黄(うめのみきばむ)そろそろ梅の実が熟して黄色くなる。

昔は農作業が多くの人たちの生活の大半を占めていたでしょうからいまよりも季節の移り変わりに敏感だったのでしょうね。
昨今は異常気象で細やかな季節の移り変わりを感じるというようなことも難しくなっているかもしれませんね。


nice!(0) 
共通テーマ:ニュース

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

©2019 ほぼほぼ日刊ブログ    ページトップ